今日は、午前中、高雄の神護寺へ出かけました。嵐山から北に向い、清滝川に沿って南から、高雄(たかお)槇尾(まきのお)、栂尾(とがのを)と連なる3つの小峰を三尾(さんび)と称し、京都の紅葉の名所のひとつです。平安時代から仏教の修行場とされるこの場所は、それぞれの山腹に、神護寺(じんごじ)、西明寺(さいみょうじ)、高山寺(こうさんじ)があります。
神護寺までの参道は、少しづつ色づいていました。*高雄橋↑
楼門前のもみじは、場所によっては散っているところもあります。ライトアップの影響かな?
神護寺は、平安京造営の最高責任者であった和気氏の私寺であったと思われる「神願寺」と「高雄山寺」という2つの寺院が合併されてできたお寺で、天長元年(824)に空海により開創された真言宗の別格本山です。平安時代に2度の災害のため堂塔のほとんどを焼失していますが、その後、源頼朝らの援助により復興しました。しかし、応仁の乱で再び兵火をうけ、大師堂を残して焼失、1623年に楼門、毘沙門堂、五大堂、鐘楼が再興されています。
金堂への階段もきれいに色づいていました。履き物を脱いで、堂内へ上がってお参りすることができます。
金堂からの眺めもきれいです。(^^)色づきは3分~5分ぐらいです。
右下写真:多宝塔 左下写真:和気公霊廟
地蔵院周辺もきれいでした。かわらけ投げ(2枚100円)もできます。こんな感じです→【前ぶろぐ】力を抜いて投げるのがコツです。
日が当たる場所はとてもきれいに色づいていました。
参道の硯石亭で、名物の「もみじ餅:630円」を頂きました。赤福の半分ぐらいのサイズで、9個もあります。五分つき(半殺し)の餅の上にこし餡がのっています。開店早々だったので、もち米が蒸したてだったらしく、温かくておいしかったです。1人で食べるには少し多いです。(^^;)
今日は吹く風も暖かく、とっても気持ちよかったです。今週末あたりから、いよいよ見頃ですね。(今でも十分楽しめます)
神護寺 http://www.jingoji.or.jp/ *参道、高雄橋付近の茶店に駐車場がります(1日1,000円)ただし、ピーク時は、道が狭いのと観光客が多いので使用しにくいです。周山街道(162号)沿いにもいくつか駐車場があります。ピーク時は公共交通機関使用がお勧めです。
拝観料 大人500円 小学生200円 拝観所要時間 約60分
ライトアップは11月1日~18日(17:00~19:00)
11月15日まで、大師堂の特別拝観が行われています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】
昨年の様子【11/11/30】紅葉の見頃の頃 【09/11/10ぶろぐ参道 神護寺境内】
この後は、西明寺をご案内します。次のぶろぐにて。