まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉「奥嵯峨:あだしの念仏寺・愛宕念仏寺」(11.11.23)

2011年11月23日 | トミーズツアーご報告

今日は、トミーズツアー「奥嵯峨フリータイム」の現地ガイドをさせていただきました!先に前ぶろぐで、清凉寺から二尊院、祇王寺などをご紹介しました。(4時間のフリータイムなのでお客様は好きな場所を選んで拝観されます)

つづいて、今回のツアーで、最も紅葉がきれいな「あだし野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」です。約1200年前、弘法大師が野ざらしになっていた無縁仏を埋葬し、五智山如来寺を開創されたのが始まりのお寺です。境内には、8000体の石塔、石仏が並んでいます。拝観時間:約20分 拝観料:500円 *昨日も訪ねています。詳細は前日ぶろぐにて。

あだしの念仏寺  http://www.nenbutsuji.jp/

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境内には、短いですが、竹の路もあります。嵯峨野へ行かなくても写真撮影だけならこでもOKです。

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あだしの念仏寺の奥、一の鳥居のそばには400年前から続く「平野屋」さんがあります。名物「志んこ」は、米粉を使った外郎ようなお菓子に黒砂糖がのっています。冬は川魚料理、牡丹鍋、湯豆腐が楽しめます。以前、詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】このお店は奥が深いのですが…途中にある町並み保存館に模型があります。

平野屋 http://www13.ocn.ne.jp/~a0359/

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一の鳥居の先、トンネルの手前に「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)」があります。本堂は鎌倉中期の再建によるもので大正11年に堂宇の保存のため、この地へ移築されました。拝観所要時間:約20分 拝観料:300円

愛宕念仏寺 http://www.otagiji.com/

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寺の復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者の奉納による羅漢像が個性的で、ユーモラスです。リーゼントの羅漢さん発見…

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ボクシング姿の羅漢さん・・・紅葉ツアーは上を見て歩きますが、ここは、下を見て、お気に入りの羅漢さんを見つけてくださいね。

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トミーズツアーご参加の皆様、本日はありがとうございました。つたない案内でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか?なお「奥嵯峨フリータイムは」今週土曜日(11月26日)も出発します!どのくらい紅葉が進むか楽しみです。再び私がご案内させていただきま~す!

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富山発着京都日帰りバスツアー

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#kyoto


京都の紅葉「厭離庵・二尊院・常寂光寺・祇王寺…」(11.11.23)

2011年11月23日 | トミーズツアーご報告

今日は、トミーズツアー「奥嵯峨フリータイム」の現地ガイドをさせていただきました!早朝富山を出発したバスは、順調に11:00頃、嵯峨の清凉寺へつきました。(4時間のフリータイムなのでお客様は好きな場所を選んで拝観されます)

「清涼寺」は、源氏物語の光源氏のモデルといわれる源融の山荘跡に、寺院を建立したお寺です。本堂には、寛和2年(986)に、宋から持ち帰った釈迦如来立像(国宝)が本尊として祀られているため「釈迦堂」ともよばれています。輪蔵(りんぞう)を1回転すると一切経読誦(どくじゅ)した功徳(くどく)が得られる経堂もあります。実際に回せます。  拝観所要時間:約30分 拝観料:本堂400円、経堂100円

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釈迦堂の西門を出てしばらくいくと「厭離庵(えんりあん)」があります。臨済宗天龍寺派の尼寺で、藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰した場所といわれています。紅葉は色づき始めです。ここは紅葉の季節のみ公開されています。拝観所要時間:約10分 拝観料:500円

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「二尊院(にそんいん)」は、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀っています。そのため二尊院と呼びますが、正しくは「小倉山二尊教院華台寺(けだいじ)」といいます。総門からの本堂までの参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、広い石段の脇の紅葉が見事です。紅葉は五分ぐらいです。拝観所要時間:約30分 拝観料:500円 

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本堂周辺の色づきは、まだ物足りない感じです。↓でも、十分見ごたえはあります。本堂に下がる五色幕、赤いもみじ、黄色い萩、イチョウ・・・色とりどりのコントラストが素敵です。以前、清凉寺とともにご紹介しています。【08/11/20ぶろぐ

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【写真左下】ちょっと足を延ばして「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」を覗いてみました。慶長年間(1596~1614)に開創され、本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営されています。仁王門の仁王像は運慶作と伝えられます。小倉山の中腹にあり斜面が多く、嵯峨野を一望できます。紅葉は…上の方は多少色づいていました。拝観料:400円 【写真右下】常寂光寺の手前にからぶきの「落柿舎(らくししゃ)」があります。元禄の俳人向井去来の遺跡です。芭蕉が嵯峨日記を記した場所でもあります。拝観料:200円

落柿舎 http://www.rakushisha.jp/

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「祇王寺(ぎおうじ)」は、平家物語に語られる悲恋、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の愛を失ったのち、妹と母とともに剃髪し隠棲した寺です。紅葉は色づき始めです。拝観所要時間:約20分 拝観料300円 以前もご紹介しています。【08/11/20ぶろぐ

祇王寺 http://www.giouji.or.jp/

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祇王寺の奥にある「滝口寺」です。平家物語の平重盛の家来の斎藤時頼(さいとうときより)と建礼門院の侍女横笛との悲恋の物語ゆかりの地として近年再興されたお寺です。表門のすぐ右奥(表門に向い)に鎌倉幕府を倒した悲運の武将・新田義貞の首塚があります。通常は、このあたりでいち早く紅葉しますが、今年は遅く、今がちょうど見頃です。拝観所要時間:約約10分 拝観料:300円

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つづいて、もっと奥嵯峨へ。化野念仏寺、愛宕念仏寺をご紹介します。次のぶろぐにて。

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富山発着京都日帰りバスツアー

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