goo blog サービス終了のお知らせ 

まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉(12/11/7)槇尾:西明寺

2012年11月08日 | 京都市右京区

昨日の午前中、京都の紅葉の名所、高雄の神護寺へ出かけました。紅葉の様子は前日ぶろぐにて。3分~5分ぐらいの色づきでした。その後、歩いて3分ぐらいの槇尾の西明寺(さいみょうじ)へ行きました。朱塗りの指月橋を渡って、本堂へ向かいます。橋の下を流れる清滝川には、ハイキングを楽しむ中高年?の団体さんが、一服中・・・。ちなみに、ここの拝観券には「見下げても見上げてもよし槇尾山」の言葉が添えられています。(^^)

P1260614_2 P1260615_2

表門は、元禄13年(1700)の造営で、一間薬医門です。↓ なお、薬医門のいわれは、一説には矢の攻撃を食い止める「矢食い」からきたと言われています。

P1260611 P1260609_2

周辺には苔むした灯籠が並んでいます。屋根の部分が創建当時の古いものですが、土台は新しいようです。表門をくぐったところにある「真っ赤なもみじ」が色づいていました。これからもっと赤くなるはずです。*鐘を突くことができます。(志納100円)

P1260607_2 P1260605_2

西明寺は、天長年間(824~834)に空海(弘法大師)の高弟 智泉大徳が神護寺の別院として創建したと伝えられています。正応3年(1290)には、神護寺より独立しましたが荒廃、再興を繰り返し、現在の本堂と表門は、元禄13年(1700)に5代将軍綱吉の母、桂昌院の寄進により再建されたものです。本堂正面の須弥壇上の厨子には、鎌倉時代の仏師、運慶によって彫られたご本尊の釈迦如来立像が祀られています。

P1260604 P1260600

境内は、手の届くような場所に、細かな葉のもみじが広がっています。ちょうど1分~3分ほどでした。週末ぐらいから見頃でしょうか・・・。右下写真:指月橋を通らず、裏側(灌頂橋:防災道路)、裏門から訪ねても受付があります。高雄から訪ねた場合こちらの道路の方が指月橋より手前にあります。

P1260599 P1260598_2

西明寺 http://www.kyo-takao.com/spot/index.html (参考サイト)

拝観料:500円  拝観所要時間約20分~ 高雄橋から徒歩5分程度

指月橋付近に茶店の駐車場があります(1時間500円、1日1,000円)*ただし、ピーク時は、道が狭いのと観光客が多いので使用しにくいです。周山街道(162号)沿いにもいくつか駐車場があります。ピーク時は公共交通機関使用がお勧めです。

以前紅葉の見頃を紹介しています。【参道:09/11/10】【境内:09/11/10】動画もあります。