ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニア王宮を弔問

2016-08-11 | ルーマニア・ブカレストの日常


今月1日にお亡くなりになったルーマニアのアナ女王のために王宮を弔問。



私はこの国では外国人ですが、ルーマニア王室は非常に身近に感じる存在です。というのも例年5月10日に開催されるルーマニア王室にちなんだ「ロイヤル・マラソン(Maratonul Regal)」により、マルガレータ王女の王宮やシナイアのペレシュ城で開催の王室園遊会に招待されています。

さらにマルガレータ王女が数年前にヘラストロウ公園で開催してくださった「世代間交流クロス(Crosul Generatilor)」の一人の参加者ニコラエ・ソアレくんは、今年リオ・オリンピックでマラソンを走る選手に成長しました。その時の様子はこちらから

王室への賛辞、感謝、敬意と哀悼の意をこめて。
 


弔問のために私が着て行ったのは、ロイヤル・マラソンのTシャツ。赤・黄・青のルーマニア国旗のトリコロールにルーマニア王室の紋章があしらわれたもの。こんな派手な色を着ている人はいないので、門のところで警察官に「Buna ziua.」と一瞬止められました。が、「アナ王女のために来ました。」と答え、このロイヤル・マラソンと書かれたTシャツを見てもらうと、もう怖いものなし。


 
王宮入り口では、予想していたような手荷物チェックもなく、長蛇の列もなく、すぐに階上へ上がることができました。ここでは少し待ったけれど、棺の前へ一人ずつ向かうことができました。広い宮殿に安置された棺は朝のテレビニュースで見たとおり、四隅を警護隊に守られ、ものすごく静かでした。もちろんここでは写真撮影や携帯電話の使用は禁止。列の反対側に報道のビデオカメラがたくさん並んでいたけれど、ごく静粛でした。

その後、地上階へ降りて、記帳テーブルがありました。しかしながら一か所だけで、テーブルに椅子がしつらえられており、一人ひとりがめいめい、長文を書き込んでいてまったく進まないので、残念ながらパスしてきました。
 
今朝の8時から一般人の弔問を受け付けている王宮、朝一番にすでに200名が列を作っていたそうです。が、35℃以上の猛暑日が予想されていたブカレスト、真昼間に弔問する人はやや少なかったようです。夕方以降は1時間以上の待ち時間、とのこと(テレビのライブニュースより)。

葬儀は土曜日、クルテア・デ・アルジェシュの新しい大聖堂にて執り行われますが、一般人はテレビにて最後のお別れとなります。記帳は喪が明けるまでの間、ペレシュ城・ブカレストの王宮とエリザベータ王宮で受け付けられます。




お断り:
ブログの記事の中で、アナ女王と表記していますが、これはルーマニア語名『レジナ・アナ・ア・ロムニエイ、Regina Ana a Romaniei』の直訳。正しく和訳すると、アナ王妃(ルーマニア国王の正室)となります。


Astazi am vizitat Palatul Regal pentru Regina Ana a Romaniei.
Eunt străina din Japonia, dar ma simt ca familia regal este apropiat de mine. Pentru ca am alergat Maratonul Regal (pe care face 10 mai fiecare an) cateva ori si avut invitatia la Garden Party in Palatul Elisabeta si Castel Peres.
In plus, Principesă Margareta a României a organizat Crosul Generatilor acum cateva de ani in Parcul Herastrau. Unul dintre participanți merge la Rio Olimpic acum, el va alerge maraton. Numele lui este Nicolae Soare, Îl cunosc el de la această Crosul.
Omagiu, recunostinta, respect si condoleanţele pentru familia regal.


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