ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

初日満員御礼~ルーマニア映画

2008-03-06 | ルーマニアを想うとき


昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したルーマニア映画、日本で上映開始されています。「4ヶ月、3週間と2日」、原題は"4 luni, 3 saptamani si 2 zile"、なので、そのままの直訳。今月1日の東京・銀座テアトルシネマでの公開は初日満員御礼、大盛況で始まりました。

日本語公式サイトはこちらから。
YouTubeでも見ることができます、こちらから。
受賞翌日のルーマニアの新聞はこのブログのこちらにも。

ルーマニアの共産党独裁政権時代、子供は3人まで出産を義務付けられ、45歳未満の女性は4人子供を生むまで中絶できなかったころに、違法中絶を試みる女子学生のお話だそうです。

かの国が社会主義崩壊したのが1989年12月。まだ、20年も経っていないのです。日本の平成元年は1989年1月から。ということは、この映画の時代は日本で言うと昭和後期、バブルまっしぐらのころ。
 
1980年代のルーマニア、対外債務を返済しようと食糧までも輸出し、国民は飢餓生活を強いられたと言います。う~ん、このころマイダーリン、小学校中学年~高校時代。そんな時代だったのです。お姑さんは、子供たちが小学校に上がる前に離婚されているのでダーリンは2人兄弟。でも、お姑さんの田舎のお姉さんは7人、子供を産んでいます。
 
どんな時代だったのだろう??とまったく想像も付きません。一見の価値、あり。ルーマニアに戻る前に日本語字幕付で見ておきたいです。えっと、大阪での上映は3月29日(土)からテアトル梅田にて~これを見てからルーマニアに戻ろう!ルーマニア語に耳を慣らしておくにもちょうど良いかな。


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Summary in English:
Romanian was shown from last Saturday in Tokyo. It is "4 luni, 3 saptamani si 2 zile", 2007 Cannes Film Festival Palme D’or prize winner. The first day was full thanks.
The background of this film is quite different from Japan in the times as they were in the days of communism.
The movie will be shown in Osaka from 29th of March, Okey, I will watch this then return back to Romania.


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2 Comments

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実に・・・ (ぢぃり)
2008-03-07 20:07:45
興味深いです。
Brasovの友達(今は同じ市内に住んでるんだけど)はチャウシェシュクを称えるように年中“チャーウシェシュク、チャーウシェシュク”と言わされていたと言ってたっけ。彼女が日本に来て、ビザの期限で帰る時、ルーマニアには戻りたくないと言ってたのを思い出したよ。ホテルのお湯が出なくても(?)、平和な国になってよかったよ。・・・と言うのがあたしの思いかな。一度は行ってみたいねぇ。
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かの時代 (マドモワゼル・ヒロコ)
2008-03-09 16:58:21
まったく想像も付かないです。
でも、ルーマニアの半数の人は社会主義時代を懐かしがって、「あの時代はよかった。」という人も居るそうです。
現に私の出会った60歳代の年金生活の人、「みんな仕事があって、お金を持っていた。でも店には品物が無かった。今は仕事も競争、店にはたくさんの品物が並んでいるが、ポケットにはお金が無い。」と。
反面、ルーマニアでは賃金が安いから仕事に付きたくない、という若い人も~優秀な人材の流出、深刻な問題だそうです。
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