ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

この文才は!~大学生の作文

2016-06-27 | ルーマニア・わたしの日常


『この きせつは あたたかくて、よく きれいな はなが みられます(<はなを みます)。それでも あめも よくふります。もう わかりましたか、そうです、はるは いちばんだと おもいます。

しぜんかいの すべては みどりになります。とりも ながいたびから もどって、あおぞらを とびます。
 
ひとは いえのそとに でると、にぎやかな まちの とおりを あるきはじめます。せかいは ふたたび あたらしい いのち(<じんせい)に みちています。
 
よく、ちょうど さきました はな と は の かおりを かんじることが できます。
 
この きせつを さらに おもしろくする イベントは、イースターです。それは ひとに よい ふんいきと とても おおくの エネルギーを あたえます。
 
ただ、そんな かんたんな りゆうだけで はるが すきです。』



昨年10月から、大学の選択科目で日本語を勉強しているアンジェラは、春が好き。『春夏秋冬、どの季節が一番好きですか。』の題材で、宿題の作文を仕上げてきました。
 
()内、<部分以下が、彼女の原文~手直ししたのは2箇所だけ。<はなを みます、と書いたのは、受身形をまだ習っていなかったから。

<じんせい、を、あたらしい いのち、としたのは、この作文の持つ詩的な雰囲気に合うと思ったから。ひらがなだけで、これだけ伝わるものを書けるのはスゴイ。
 
大学に入る前に、1年間独学で日本語を学んできた彼女、プロイエシュティ近郊の出身ですがその地には日本語の先生はいないとのこと。

大学の一番近くの寮に、ルームメイト4名と住んでいて、来年度(10月から新学年)、そのうちの2人が入れ替わるそうです。と言うのも、ここに入寮できるのは成績優秀者だけ。彼女はもちろん、来年度もこのまま。週末も実家に帰らず、アルバイトもせず、熱心に勉強しているようすが目に浮かびます。

6月は試験月間、それが終わって、日本語のサマースクールで会うのが楽しみ!

 
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