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活の党の小沢一郎代表は22日、都内で開かれた自身が主宰する政治塾で講演し、安倍晋三首相の憲法改正に臨む姿勢について、挑発的な言葉を交えながら批判した。「中身がお粗末だ。9条を改正して国防軍を作るために(発議要件を定めた)96条を緩和することに、大方が首をかしげた。世間に人気がないので最近は何も言わなくなった。強い口調で言っていたことを引っ込めるのは、トップリーダーとしてどうか」と語った。
集団的自衛権に関する憲法解釈変更には「個別的自衛権であれ、集団的自衛権であれ、日本に急迫不正の侵害や周辺事態が発生した場合のみ、自衛権行使が許されると解釈すべきだ」との見解を示した。
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生活の党の小沢一郎代表は22日、自身の政治塾の講演で、安倍政権が目指す集団的自衛権に関する憲法解釈変更について「個別的自衛権であれ、集団的自衛権であれ、日本に急迫不正の侵害や周辺事態が発生した場合のみ、自衛権行使が許されると解釈すべきだ」と述べ、限定的な解釈変更に柔軟な姿勢を示した。
同時に「日本に直接関係のない紛争のための自衛権行使は許されない。国連の平和活動に委ねるべきだ」と指摘した。
一方、小沢氏は講演後、記者団に参院で社民党と統一会派結成を模索する動きがあることに対し「まだ聞いていない。参院側で話があってからだ」と述べるにとどめた。