遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



今日は 254号線を走り 松本方面 三才山(みさやま)独鈷山にいきました。頂上付近は雪が残っていました。

御射山 三才山 は古代信仰であるミシャグジ信仰に由来するともいわれます。三社山 美射山という地名も長野県にあります。長野はふしぎなところです。諏訪大明神(オオクニヌシノ息子であるタケミナカタノカミ)がこの地に来る前から 他には無い神事が多数あったようです。なかでも名高い「御射山御狩神事」が終わるとき、日月星を同時に見ることできると言われ、諏訪大社の七不思議の1つ「穂屋野の三光」(ほやののさんこう)と呼ばれるそうですが 三射 とは日月星の三つの光の意味もあるのでしょうか? 三光とは太陽 月(三日月) 金星・・・・ 長野の神社の灯篭は三光をかたどったものが多いように思います。

三才山トンネルを抜けると骨董屋をそなえたカフェがあります。以前から気になっていたのですが、今日はじめてはいってみました。丁寧に入れてくれるコーヒーは380円 とても美味しかった。地元の方にうかがっても 三才山や独鈷山についてあまりご存知ないのが残念です。三才山はとてもパワーを感じます。つよくてすこし怖いくらい・・・わたしが感じる場所は 美鈴湖に入る道 一之瀬橋 山ノ神橋 など。今日は時間の関係でそこからUターンしました。

途中 左 独鈷山に折れて 車を降り 独鈷山にのぼりました。ぬかるみの九十九折を息を切らしてのぼってゆくと 走ってきた254号線が眼下に 雄大な冬景色のパノラマがひろがってゆきます。もうすこしで頂上だったのですが 心臓がパクパクしてきたので戻りました。山にのぼるのはひとりではすこし心細いです。ガレ場?に黄色っぽい石がころがっていて 気になったので 山の神さまにおねがいしてふたついただきました。車のそばで 即興で独鈷山のうたをうたいました。とてもうたいたくなったのです。そのあと 車にのったら とても懐かしい波動につつまれ泣きそうになりました。ふもとには虚空蔵様が祭られているお寺がありました。虚空蔵菩薩はわたしの守り本尊ですが やはり三光を司っていらっしゃるようです。

→ こちら 

長野はほんとうに不思議なところです。春になったら 諏訪を中心にいにしえの神々をたずねる旅をしたいと思います。





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コメント
 
 
 
三才山 (khad)
2012-03-04 22:50:11
毎日読ませてもらっています。ありがとうございます。「つながっているこころ」というブログをご存じでしょうか?三才山のことも書かれていました。
私は家の窓の北東から三才山の戸谷峰を毎日見ては、祈っています。
長野は本当に不思議なことが隠されていると思えてなりません。
 
 
 
ありがとうございます。 (luca)
2012-03-05 01:16:38
khadさん

つながっているこころ さんのところは 沖縄にいらしたころ ときどき ブログにうかがっていました。今は諏訪湖のそばにお住まいのようですね。

わたしも今回は ずっと祈っておりました。3.11のまえには 茨城にかよって祈っておりました。茨城では筑波のお山がとても好きでした。筑波山は 平地にぽつんと立っておいでの山です。

長野はまわりじゅう山なので 山の気につつまれているようでしあわせです。

長野にはたしかに秘密が隠されています。いつか あきらかになるときがくるのでしょうか?

すこしずつ 歩いて 自分の身体で感じてみたいと思っております。もうひとつのテーマは紅葉伝説です。春になるのがたのしみです。.....じつは 3時間ほど前 紅葉御前の面影がフラッシュバックのように浮かび切ない滾るような想いに 圧倒されそうになりました。きっと 語られるのを待っておられるのでしょう。
 
 
 
信州麻復活プロジェクト (khad)
2012-03-05 22:43:14
地元の信濃毎日新聞でも報道がありましたが、
鬼無里で大麻の復活のプロジェクトが始まります。

3月8日18時から自由報道協会で中山康直さんの記者会見もあるそうです。
http://fpaj.jp/?p=2676
ご参考までに
いつかお会いできますように
 
 
 
大麻 (luca)
2012-03-06 05:32:36
日本では神事につかわれるものは大麻でつくられていました。横綱の綱 神主の衣装 幣 .....
戦後 アメリカによって禁じられました。大麻は万能の植物です。復活するといいですね。

鬼無里 大麻.....

アオソを麻 というひともいます。オオクニヌシが越のヌナカワヒメのところにきたとき アオソをつくる技術をつたえた ということを思い出しました。

春 ひっそりと 上田で語るつもりでおります。自分のなかでは長野の神さまへのご奉納です。

きっと お会いできると思います。

 
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