もう 遠いことのように思われますが わたしは 政権交代の9月のこと 高揚感をイタミとともに思い出します。
これでアメリカの支配の鎖から逃れられる 自由になれる あたらしい国つくりがはじまる..... それは幻想に終わり 日本国民はより強固なアメリカとその下の犬政権のしたにつながれています。
いったい なにが あったのでしょう。
彼らとは
① 検察(官僚の中枢)
② マスコミ
③ 松下政経塾と対米隷属政治家によって第二自民党に変質させた民主党幹部
法の番人であるはずの検察が法をねじ曲げ、無理やり人を犯罪者に仕立て 偽の証拠を捏造しました。マスコミは正しい情報を流さず バッシングを繰り返しました。アメリカから操られている民主党の政治家が政権交代の功労者である小沢一郎を叩いた。
こうして 国民の心は小沢から離れ ..... わたしたちは小沢一郎を首相にし 対米従属から逃れるという千載一遇の好機を失った。
民主党政権下で3.11は起きた。これはアメリカ・イスラエルによるものと思われます。日本は戦後ずっとアメリカに乗っ取られ貢がされてきた。アメリカはムチとアメをつかい つかえる官僚とマスコミ 政治家を育てた。多くの日本人が恥を棄て国と国民を売った。アメリカは地震をネタに日本をゆすり続けた。太平洋戦争末期と終戦直後の4つの大地震がその証拠のひとつです。そして中越 阪神大震災も。
さらに わたしたちは TPPで国のシステムの根底からのっとられようとしています。もっとも 法治国家であることすら投げ出した国なのだから 骨抜きにされ誇りを棄てそれを見過ごした国民なのだから 凋落の民主党の末路のようになってもしかたがないのかもしれません。......あとは多数の国民の覚醒と行動を待つしかないのでしょうか.......漂流日本
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以下転載
官僚組織の中枢は検察です。それは「捜査」と「公訴の提起」という強大な権限を行使できる組織だからです。これらの権限の行使を受ける側の立場から見れば、自己の否定や消滅を意味するほど決定的な影響力を持つことになります。もし、この強大な権限を持つ組織が暴走したらどうなるでしょうか。そのあり得ない「暴走」が民主党が政権交代する直前から現在にいたるまで、小沢一郎という一人の政治家に向けられ、そのために民主党は昨年末の総選挙で政権を失っています。
その検察は、①政権交代を目指す総選挙の直前に小沢氏の公設秘書をいきなり逮捕し、小沢氏を民主党代表の座から引きずり下ろしたのです。それでも民主党が政権を自民党から奪取すると、②今度は一人の国会議員を含む小沢氏の元秘書人を証拠もないのに逮捕し、起訴したのです。これによって小沢氏は幹事長の座からも下りざるを得なかったのです。
それでも小沢氏を起訴できないと、③「小沢=クロ」を印象づける虚偽の捜査報告書を複数作成し、それを検察審査会に提出することによって、2度にわたって「起訴議決」を出させ、小沢氏を強制起訴に追い込んだのです。まさに手段を選ばない検察の「暴走」といえます。
その強制起訴で小沢氏が一審、控訴審で無罪を勝ち取ると、④今度は裁判所を巻き込んで、裁判の常識を破る掟破りの有罪判決を出し、「小沢は無罪でも秘書は有罪にする」を実現することにより、小沢氏の政治生命を断とうとしています。
このあってはならない検察の暴走を政治家は見て見ぬふりをしているように思います。権力を行使する側をチェックすべきマスコミはその役割を放棄し、最初から検察の広報機関を務め、無罪判決を受けた小沢氏をいまだに批判しています。それは異常というか、おぞましい光景です。
そういう壮絶な小沢バッシングのなかで、当時山口一臣氏が編集長を務めていた「週刊朝日」は、陸山会事件について、きわめて筋の通った報道を続けていたのです。「小沢=クロ」ではないのですから、まともに報道すれば「小沢擁護」になるのです。そのためか、山口編集長は解任されてしまうのです。
その山口元編集長は「『週刊朝日』は小沢を擁護していたわけではない」として、次のように述べています。
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はっきり言って、政治家としての小沢氏を擁護しているつもりはまったくなかった。「小沢事件」においては、小沢氏は捜査権力を行使される側であって、メディアが監視すべきは権力を行使する側(検察)だと考えていたからだ。権力を行使される側が誰であっても、それは同じだ。常に弱者の側、虐げられる側、支配される側に立って、その声を拾っていこうというのは私の編集者としての姿勢でもある。もちろん、小沢氏の側に明確な不正があれば、それはきっちり追及するつもりだった。だが、週刊朝日の力不足かもしれないが、いくら取材しても、違法献金、脱税、あっせん利得といった事実を示す証拠は出てこなかった。「政治とカネ」、「天の声」といった抽象的な言葉はやたらと飛び交っていたが、それが5W1Hに結び付くことはなかった。考えて欲しいのは、百歩譲って、一議員の事務所が政治資金収支報告書に間違ったことを記入したということと国家権力を代表する捜査機関が証拠を改ざん、捏造しながら恣意的な捜査を繰り返しているのと、どちらが「不正義」かということだ。法をねじ曲げ、無理やり人を犯罪者に仕立てるような行為は先進法治国家ではあってはならないことだ。
──鳥越俊太郎・木村朗編 『20人の識者がみた「小沢事件」の真実/日本文芸社刊
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民主党に政権交代をもたらした最大の功労者は小沢一郎です。これを否定する者は誰もいないはずです。小沢氏は民主党の恩人といえるでしょう。その小沢氏が検察からいわれなき迫害を受けているのに民主党の幹部は誰も助けようともせず、逆に小沢排除という信じられない行動を起こしたのです。それが民主党を今の惨状を招いたのです。
2013年5月のことですが、民主党は政権担当時の失敗を総括する「公開大反省会」を開催したのです。そのとき、出席したのは、菅直人元首相、枝野幸男元官房長官、長妻昭元厚労大臣の3人ですが、司会者から「小沢一郎氏についてひと言」と聞かれて次のように答えています。何と彼らは、3人そろって小沢氏を批判したのです。
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菅 :自分の権力が最大限の状態を維持したい人。これほどどひどいとは思わなかった
枝野:何をしたいのかが分からない。とにかく分らない人だ
長妻:私とはちょっと感覚の違う政治家
──鳥越俊太郎・木村朗編の前掲書より
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何という小沢評でしょうか。彼らは民主党がこうなったのは党を割った小沢氏のせいだと思っているようです。この期に及んでも、彼らには何も見えていないし、事態を何も読めていないのです。これでは民主党の再生などとても無理です。
この3人衆については、元共同通信記者で、現在同志社大学教授の浅野健一氏がコメントを述べているので、「関連情報」に掲載しておきます。
さて、今回のテーマも既に54回目です。現在は小沢「謀殺」の仕掛け人候補として「官僚」について述べてきていますが、もうひとつ大事なことが残っています。それは検察審査会の闇についての追及です。
小沢氏はこの検察審査会によって2回「起訴相当」議決が出され、強制起訴されています。問題はその2回目の議決が謎に包まれているのです。来週から、これについて、EJスタイルで述べ
ることにします。 ─── [自民党でいいのか/54]
≪画像および関連情報≫
●小沢政権阻止のための検察の政治介入/浅野健一氏
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この3人──菅、枝野、長妻の小沢氏評こそ、松下政経塾と対米隷属政治家によって第二自民党に変質させた民主党幹部の精神的退廃ぶりを見事に表している。小沢氏は官僚機構と対略し、米国との対等な関係を求め、原発を20年以内に全廃するなど、「何をやりたいか」を民衆に訴えていた。日本にしかない「記者クラブ制度」の解体も訴え、外国と同じような自由な記者会見を実践していた。小沢氏が首相になるのを阻止したい政治勢力は、検察の国策捜査を操作して、強制起訴という手段を使い、小沢氏を刑事被告人にでっちあげて小沢氏のやりたいことを封殺したのではないか。日本の民衆にとって「とにかくわからない人たち」は枝野氏らだ。菅、枝野両氏は東電福島第一原発「事件」(刑事告訴・告発されており「事故」ではない)で、原子力マフィアと共謀して、原発事件に関する情報を隠蔽し、無数の市民を被曝させた張本人で、野田氏ともども、今も衆議院議員を続けていることが間違っている。
──鳥越俊太郎・木村朗編
『20人の識者がみた「小沢事件」の真実/日本文芸社刊
以上