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水口:
というか、セシウムがいままでずーっと問題になっていて、
ストロンチウムについてはあんまり、実態がよく分からなかったんですね。
ですけど、ここ数日東京電力はストロンチウムがセシウムのなんか半分ぐらい、
ずーっと2011年の5月から流れ出しているなんていう試算を言いだしたんですね。
という事はちょっと、予想を超えていろいろ心配な事がありますね。
水野:
東京電力はこれまでで最高30兆ベクレルの放射性物質が海へ流れだしている。
で、そのうちの10兆ベクレルとか、そういう単位でストロンチウムの可能性があるという話なんですよね。
水口:そうですね、そういう事を言いだしましたからね。
水野:これがもし真実だとしましたら、どのような事が海に、
水口:
これはちょっとハッキリ言ってと分からないんですよね。
一応今までストロンチウムは遠くまで行かないとか、
魚の骨にたまるからいろいろ問題だとか言われているんですけれども、
こういう事は今まで私たちは経験していないんで、
海の魚がストロンチウムで汚染して、
それがそれを食べた人間にどういうふうに影響があるかとかっていうところがほとんど分からないんで
簡単に影響がどうかというようなことは言えない状態ですね。
平野:海洋調査では魚の中にストロンチウムが蓄積しているという気配はまだ出ていないんですか?
水口:
ええ。ほとんどそういう調査が無いんですよね。
だからいままでセシウムとか何とかは言われているけれども、
ストロンチウムについては断片的な調査、ま、測定も結構大変という事もあるんですけれども、
ただ、だんだんもう実態は分かっていると思うんで、
国際的にも多分もういろいろと調べていると思うんで、
まぁ・・・しばらくしたらいろいろと実態も明らかになると思いますけれどね。
※報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」前半小出裕章氏より
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3213.html
小出:その8000万ベクレルの正体は、私はストロンチウム90という放射性物質だと思います。
以上