https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1028/ltr_181028_3393151711.html
以下抜粋
念のためおさらいしておくと、靖國神社小堀宮司は今年6月の内部会議において、今上天皇が一度も靖国を参拝していないことを念頭に「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ」「はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ」などと発言。今月10日には靖国神社から〈極めて不穏当な言葉遣いの録音内容が漏洩〉(報道関係宛文書)したことに関して、小堀宮司が宮内庁を訪れて陳謝したことと、宮司退任の意向が発表された。
しかし、こうした靖国内部の問題発言は、実は氷山の一角なのかもしれない。この騒動のなか、「靖国神社職員有志の主張」と題されたウェブサイトが一部で注目を集めている。そこで展開されている“過激な主張”がにわかに物議を醸しているのだ。
〈ただし私たちの宗教的信条まで曲げるつもりはありません。
「戦犯分祀」だとか「戦没者の冥福を祈る」だとか「先の大戦は間違っていた」などという思想は、仮にそれが陛下のご意向だとしても、従うつもりはありません。
これを曲げたら靖国神社が靖国神社でなくなってしまうではありませんか。〉(同「小堀邦夫新宮司の考えについて職員有志よりコメント」より)
〈小堀宮司も、親拝を拒む陛下の首に縄をつけて当神社まで引っ張ってくるような考えは持っていません。陛下のご意向をないがしろにするような考えは毛頭ありません。
陛下の戦争跡地行幸を批判するかのような報道がなされたようですが、おそらく何かの間違いではないでしょうか。
〈私たちの靖国神社は、追悼施設ではありません。戦没者の冥福を祈る場所ではありません。
靖国神社は、戦没者を神様として崇め、すがるための場所なのです。
こちらが救ってやるのではありません。参拝者は救っていただく立場なのです。〉
これは、右派政治家がこれまで靖国参拝を正当化するために強弁してきた「靖国神社は戦死した方々を追悼して平和を祈念する施設」なる言い分と真っ向から対立するものだ。
たとえば、安倍首相も自民党幹事長代理時代の2005年、小泉純一郎首相の靖国参拝を支持する「平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会」の発起人となり、第二次政権以降も自らの靖国参拝について、「国のために戦い倒れた方々のために手を合わせ、御冥福をお祈りをする、尊崇の念を表するのはリーダーとして当然のこと」「戦没者を追悼する、そして不戦の誓いをする、そういう意味において参拝をした」(2014年3月12日参院予算委員会)などと説明してきた。ところが 靖国神社
〈靖国神社には、中心となる一体だけの主神は、ありません。多数の戦没者が皆、神様なのです。死してなお国を守り続ける、護国の英霊なのです。
この神様方に対して、参拝者の立場で「冥福を祈ってやる」だとは、おこがましいにもほどがあります。(中略)
神様方に対して、こういう傲慢な気持ちで臨むつもりの人は、どうか参拝をご遠慮ください。〉
実に挑発的な物言いではあるが、実のところ、安倍首相らが嘯く「靖国参拝は冥福を祈り不戦を誓うもの」との建前よりも、この「靖国職員」の主張のほうが圧倒的に靖国の本質を言い当てている。
転載終了
個人的には これが確かに官邸の本音だけれども 神社職員有志さんの本音は 靖国神社に陛下のお墨付きちょうだい。くれないならいいよ。ということ なのではないでしょうか。
靖国神社という特殊な施設の「生存権」を賭けた 本音 と感じます。私たちの靖國神社なのです。
本来の神道 は 山や川 自然が 神でした。動物 植物 生きとし 生けるものすべてに精霊が 宿っていました。
傲慢ですね。 国のために死んだ軍人だけが神…… ほぅ そうなんですか? 戦争末期 学徒勤労動員で 駆り出された少年少女 10 歳からいたそうです。軍需工場でB29 の爆撃を受けて死んだ彼らは 神ではないと。
歴史を学び 戦争体験者 の話を聴いてごらんなさい。兵隊たちは国のために死んだのではない。殺されたんです。みんな生きたかったんです。お母さんといって死んでゆく兵士がほとんどだったそうです。靖国に置いてあるのは建前の遺書 書かされた遺書が多い。検閲されましたしね。
官邸 安倍さんは お祖父さんの岸さんが A級戦犯で拘留されることと 引換に アメリカに魂を売り 走狗と堕した事実から 目を瞑っている。麻生さんのお祖父さん 吉田茂も酷い政治家だった。日本人じゃない。
官邸側の政治家たちは 靖国の死者たちを利用しようとしている。軍需産業で儲け 戦争ができる国に変えようとしている。みんな お金です。