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「パナマ文書」のリークとは
、租税回避地への法人設立を代行するパナマの法律事務所、「モサック・フォンセカ」の金融取引に関する1977年から2015年12月までの内部文書のことである
誰がリークしたか?
アメリカのNGO、「国際調報査道ジャーナリスト連合(ICIJ)」
「ICIJ」やその親組織である「CPI」 活動資金は、そして「CPI」のサイトでこの組織の資金源を調べると、興味深いことが分かる。次の組織が資金のおもな提供者であることが明確に記載されている。
- フォード・ファウンデーション
- カーネギー財団
- ロックフェラー家財団
- WKケロッグ・ファウンデーション
- オープンソサエティー
長くなるのでいちいち解説しないが、これらの団体は米国務省や共和党とつながりが強い団体ばかりであることに気づく。また「オープンソサエティー」は、ジョージ・ソロスが設立した財団である。
さらに、「ICIJ」の上位組織である「組織犯罪と汚職の報告プロジェクト」は、米政府の海外援助を実施する「合衆国国際開発庁(USAID)」から直接資金の提供を受けている。すなわち
リークしたのはアメリカ政府の可能性大
この文書には各国の指導者や著名人の名が記されており、彼らの脱税や不正取引を証明する重要な証拠になると見られている。
以下は代表的な人物だ。
- アルゼンチンのマクリ大統領 ブラジル、7党の政治家
- プーチン大統領の友人数名
- 習近平国家主席の親族
- 中国政府高官複数
- キャメロン英首相の亡夫
- パキスタン、シャリフ首相の子弟
- ウクライナ、ポロシェンコ大統領
- アイスランド、グンロイグソン首相夫妻 .....4/5 辞任
- シリア、アサド大統領の親戚
「バルセロナ」のメッシ選手
今回リークされたリストにはアメリカの政治家や民間人の名前はまったく含まれていない。
アメリカの目的は?
これからアメリカ以外の国々の著名な政治家の名前が次々に公表されるはずだ。公表されて一番打撃が大きい国や地域を見ると、米政府の最終的な目的が何であるのか見えてくる可能性が高い。
①「パナマ文書」による政治家の実名の公表は、米政府が目標とする政策を実行するように特定の国々に迫る脅しとして使える。
ロシア 中国 あるいは日本も
②トランプを引き下ろすため?
以上