約束のネバーランドは 息子が差し入れてくれた漫画である。5巻が既刊。
週刊ジャンプ連載 面白かった。カズオイシグロのわたしをはなさないで にインスパイアされた作品と思った。未読の方は お読みにならないでください。
わたしを ー 孤児院 ファーム 臓器移植のために育てられている子どもたち
約束ー 孤児院 農場 怪物の食糧とするために育てられている子どもたち
設定は 似ているが ものがたりの 語り口 子どもたちの運命の受け入れかたは全く異なる。
わたしを の子どもたちは 運命を従容としてうけいれようとしているように見える。
あきらめているのか 逃亡を企てよう 戦おうともしない。唯一 相思相愛のカップルは運命を逃れられるという言い伝えを信じ 直訴する。また 美術的な才能があるものは運命をのがれられると 思い込み 絵を 描き続ける。救いようのない だが 不思議な明るみと静寂のなかで 主人公たちは 与えられた使命の成就 すなわち 自分の死を受けいれてゆく。
約束の子どもたち 主人公は エマ ノーマン レイ この孤児院では 毎日 ゲームのようなテストが子どもに課せられる。この三人はテストにおいてフルスコア すなわち選ばれし 子どもである。ある日 エマと ノーマンは 農場の真実を知る。養父母が見つかるとは 収穫を意味し 自分たちが 怪物の食糧として 育てられていること。優しいママが 冷徹な飼育者であることを。子どもたちの生き残りを賭けた戦いがはじまった。
さて 約束の ネバーランド は まだ連載中なので 感想は控えますが 目的はなんであれ ファーム あるいは 子どもの人身売買は あると思います。世界中でたくさんの子どもや女性が行方不明になっているのです。その被害者の運命を思うと 胸が塞がります。しあわせな運命が 待っているとは 思えません。
小児性愛 儀式への生贄 ある種の実験 ...... 組織的なものが介在していそうです。事実は小説より奇なり ではないでしょうか。
アイパッドで うろぐじゃないブログ書くの って 引退じゃなくて 忍耐 × 三乗… 十倍時間かかります kyouはさよならです。