知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

大学3年生のエンクロジャーブームメント

2007-12-08 08:04:12 | Weblog
主に大学3年生を対象にした企業の冬の新卒採用セミナーが様変わりしているそうだ。
売り手市場が続く中、各社の人事部が業界研究や就職活動のノウハウを指南するなど
「第二の就職課」の役割を強調し、自社に学生を誘導しようとしている。
ミクシィや住友信託銀行が今年に初めて開くほか、
昨年から始めたローソンは開催を1カ月前倒しするなど、2009年春をにらんだ3年生の争奪戦は早くも過熱気味。
ミクシィは15日、仕事の選び方などを教える「スクール」を初めて開校する。
博報堂の元人事担当者や笠原健治社長らが講演し、若くして社会で活躍するためのキャリア選択を助言する。
メイテックは理系大学生の不安解消をテーマに「理系のための就活準備フェア」を今年初めて開いたそうだ。
学生の就職相談に同社技術者が回答。
1社に縛られず職場を選べる技術者派遣の利便性を暗に伝える。
富士通は自己分析のノウハウを教える「富士通カレッジ」の場所を東阪から地方に広げ、
全国で学生を囲い込む。コマツは人事担当者が面接の受け方などを一対一で指導する「就職相談会」を初めて開催した。
学生向け業界研究は大学がセミナーを主催することが多かったが、
講師数に限りがあるため企業が独自に開くケースが増加。
住友信託銀行は学生に縁遠い不動産信託や法人営業などの初歩を学生がグループワークで学ぶセミナーを年内に予定している。
ローソンはコンビニエンスストア業界研究のセミナーを昨年から1カ月早め、11月中旬から順次、開いている。
就職情報会社エン・ジャパンが10月に約500社を対象に実施した調査によると、
2009年春の新卒者向けセミナーを年内に開催する企業は29%。
これまでの開催実績を見ると、07年春の新卒向けは13%、08年春の新卒向けは21%だった。
今年は10月からセミナーのほか大学への求人票提出も増えており、この動きは昨年より約1カ月早まっている。
リクルートの調べでは、08年新卒の大卒求人倍率は2.14倍と16年ぶりに2倍を超えた。
就職情報大手の毎日コミュニケーションズ(東京・千代田)の新卒採用サイト「マイナビ」に、
11月中旬時点でセミナー開催情報を掲載した企業は、2745社と前年の同時点と比べて約1.5倍。
大学や就職情報会社の大規模なセミナー以上に、企業の少人数セミナーが増えている。
私も4年前、大学に15年ぶりに大学に戻って学部生たちとの交流を経験したが、
すでに自身の就職の頃とは異なっていた。
なんといってもインターネットですぐにセミナー等にエントリできる。
電話も携帯電話を持っているから自宅で待機など必要がない。
それだけ効率的に就職活動ができるのだが
自分のメリットをアピールできない学生が多いように感じたものだった。
金に釣られて商品先物会社に就職を決めた女子学生には、
ノルマに負われて厳しいよと、さすがに反対したが、
金が必要だったのだろうか、全く聞く耳を持たなかった。
そんな思い出がある。

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