知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

飽食の大陸出現か?

2007-04-14 00:17:54 | Weblog
中国国土資源省は最近、2006年に国内の耕地面積が約3067平方キロ・メートル減ったと発表した。
ペースは鈍化傾向にあるものの、13億人の食にかかわる中国の耕地の減少は、確実に進んでいる。
同年、農地開発などで約3673平方キロの耕地が新たに増えたが、一方で建設用地への転用、環境保護対策としての植林事業などで約6740平方キロの農地が失われ、全体的には大きなマイナスとなった。
減少分のうち、建設用地にされたのは、神奈川県の面積をやや上回る約2585平方キロ。
年間平均4500平方キロ以上が建設で失われた02~03年、同2700平方キロ以上だった2004~05年に比べると、乱開発に一定の歯止めがかかったことがうかがえるとのこと。
食糧安全保障の観点から耕地減少に危機感を抱く中国政府は、今後も乱開発防止を徹底する方針。
2006年の耕地面積は、約121万8000平方キロ。
日本の総面積の3倍強にあたる広さ。
しかし、2000年時点に比べると6万平方キロ以上減った。
国民1人あたり耕地面積は9アール強に過ぎない。

これを考えると、日本の農業にも競争力が出るのかなといった錯覚が生じる。
中国もアメリカ等からの輸入を頼ることになるだろうから、当然、農産物の価格も高騰が生じるだろう。
ちなみに、日本のファミリーレストランの農産物加工に関する注文が多いので、日本向けは嫌われているという話がある。
飽食の大陸が世界の食糧を食い散らかすかもしれない。
そのことに備えて、日本の農地は守るべきだろう。

                           

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (「環境問題調査室」のJun)
2007-04-14 09:04:08
おじゃまします!
どうもですでーす^^

僕のサイトでこちらの記事ですが
紹介させて頂きました。
また遊びに来ますネ!

紹介記事・・・
http://earth2012.blog100.fc2.com/blog-entry-25.html
返信する

コメントを投稿