知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

この国はどうなってしまうのでしょうか?

2011-01-02 10:40:47 | 経済・財政・金融
新年が明けたばかりですが暗い話です。

中央政府が昨年12月24日決定した2011年度予算案では
国と地方を合わせた同年度末の長期債務残高は891兆円と過去最高を更新します。
経済協力開発機構(OECD)が国際比較のために設けた基準によれば、
日本の公的債務残高は、推計で11年末には国内総生産(GDP)の2倍超まで悪化。
他国からの財政支援に頼る危機的なギリシャですら1.4倍。
日本の財政の窮状は実はギリシアよりも悪質です。
OECDの11年末推計では、米英独仏などの先進国はGDP比80~100%程度。
菅直人首相は、2020年度までに、国債発行に伴う歳入・歳出を除いた収支(基礎的財政収支)の黒字化を目指す「財政運営戦略」を国際公約化しました。
しかし、10年後の黒字化達成には毎年4兆円程度の収支改善が必要とされるにもかかわらず、
2011年度の赤字額は前年度に比べ9050億円縮小するだけです。

子ども手当のようなバラマキをする前にもう少し財政規律を真剣に考えなくては…

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