Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

セーヌ左岸の恋 異聞

2008年12月17日 23時10分56秒 | 写真・カメラ
Rolleiflex T の歴史を勉強しようとして、悪の巣窟の悪徳商人にArthur G. Evans著『Collectors Guide to Rollei Cameras』を見せて貰いました。
そこで疑問が一つ。ローライと言えばエルスケン。エルスケンと言えば『セーヌ左岸の恋』。(そお日本語版には)エルスケンはローライコードを持って巴里に来た、とありました。で、例の有名なセルフポートレイトの写真からカメラの型式を特定しようと試みました。そのローライには、レンズの間、左右に小さなリング(ローライフレックス2.8Fなどでもお馴染みの)が見えます。処が、悪徳商人のローライ本には、そんなローライコードは載っていません。エルスケンはローライフレックスを使ったのですね。日本文は脚色だったんだ。

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