昨日の日経朝刊の文化欄に”「CMタレント」開高健の素顔 遊び心や執筆の苦悩、国内外のロケで見た晩年の作家の姿”と題した藤森 益弘 氏(開高健記念会理事)の記事が出ていました。
”カナダ・ロケでは夜、部屋に呼ばれて行くとグラスと棒のようなものを持ち、「マッカランの12年には、虎屋の〈夜の梅〉やなあ。キミもやってみなさい」と渡された。ウイスキーとようかんの組み合わせはなかなかのもので・・・”と。
シングルモルトに甘いもの、しかも和菓子などは、浅学菲才の白頭翁が思い浮かぶものではありません。正に「オーパ!」ですが、文豪がこう仰る以上は試さない訳にはいきません。早速その夜に都内某所で、持参した「夜の梅」(夏季限定の「夏パッケージ小形羊羹 夜の梅」)を無理を言って出して貰いました(小羊羹を「店員」さんの人数分持参しましたよ)。確かにシェリー樽熟成に独特の甘さが控え目になり、キレがよくなって良い感じです。店長は流石で、羊羹が合うことはご存知でした。OBAN がお薦めと言われたので、それも飲みました。塩味が感じられてこちらも良い感じ。
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