Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

銀座のお伽話

2008年04月01日 23時42分49秒 | 飲食遊興
いつぞや書きましたが、『AVANTI COCKTAIL BOOK〈II〉』に従えば、バーの客には階級があり、女性一人>カップル>男性一人>仕事帰りの男性連れ>常連・自称常連(=私)となる、と。
先日の誤認衆「桜」撮影会の夜に、女性の二人客が現れました(女性一人ではないですけど)。まぁ、私もバーでは多少月謝を払って修行をしたオジサンですから、一瞥した程度で、仲間と写真の話に興じたり、店主をからかったりして、いつもの通り楽しんでおりました。遠くに座った方の女性が頼んだのが、先ずギムレット。まぁ、これはバーでは結構あるパターン(なので、実は私の記憶ではありません。後日、店主がギムレットをスキッと飲んで格好良かったですよねぇ、と言ったので、こうして書けるのです)。次にタリスカー10年を頼んだので、チョット意外に感じそれ以降覚えております。その次に、彼女は「アイラで何かお薦めは?」と訊き、店主がボウモアのボトラーズ物を出した時に美味しいと飲み、この次に頼んだのが、バンブー。これでCheckmate。私の瞳にはハート・マークが浮かんでいたことでしょう。「玄人さん」ではなくて、普通のOLさんと思いますが、銀座の女性客はディープです。
まぁ、これがドラマなら、私が1杯奢ったりして恋愛感情が芽生えたりする場面でしょうし、オキシローなら、その後こちらが勝手に盛り上がったところでドンデン返しとなるのでしょう。が、そうも為らないのが、しがないオジサンの現実。とはいえ、いつも以上にイイ気分になりました。やはり、女性客がバーで最上位である所以でしょうね。
そうそう、「当店にも、偶には、お伽話のタネはございます」と店主が後日言っておりました。

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