Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

『歌舞伎の愉しみ』

2019年03月13日 23時58分00秒 | 歌舞伎
坂東三津五郎の『歌舞伎の愉しみ』岩波現代文庫を有隣堂で見つけて購入しました。「歌舞伎を観始めてひと通り知った上で更に奥深い世界へと導ける、中級者を対象とした本」と「まえがき」にある通りです。
私も以下のようにそれなりに歌舞伎座に通っております。
 2008 年 1 回
 2009 年 1 回
 2010 年 1 回(改装中で新橋演舞場)
 2013 年 3 回
 2014 年 8 回
 2015 年 11 回
 2016 年 13 回(12 部。同じ部を 2 回)
 2017 年 14 回(12 部。同じ部 2 回を各 2 回)
 2018 年 14 回(12 部。同上)
 2019 年 3 回

まぁ、観方は甘いですから偉そうには言えませんが、それでも 69 回( 64 の部)も行けば中級者の末席でしょうか。三津五郎さんも「歌舞伎を観はじめて二年くらい経つと、おおよその芝居はご覧になったことになる」と書いていらっしゃいます(文庫版 194 頁)から、八月が 3 部として一年で 25 の部を観ることになりますから合計で 50 の部を観たとすれば、この本の対象者でしょうか。更に言いますと、三津五郎さんが「上級者向け」としてお書きの「関扉」も「金閣寺」も拝見しておりました(笑)

三津五郎さんの人となり(芸やインタビュー番組の印象ですけど)も伝わり、歌舞伎の観方もよく解ります。正に名著です。



https://www.iwanami.co.jp/book/b256238.html

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