Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

綴り屋 静謐 ブビンガ

2024年05月01日 08時23分53秒 | 筆記具 関連

「綴り屋」さんの「 静謐( Serenity )ブビンガ」を使い始めて 2 週間余りが経過しました。
国産万年筆は学生時代は兎も角として、その後は真面目に使ってきませんでした (^^ゞ

アウロラやデルタの秀逸さは望まないとは言えデザインがどうも好きになれず・・・同じような金と黒( P&M の森脇さんは「仏壇カラー」と呼んでいました。言い得て妙!)でも 149 や 146 は手に取りたくなるのに・・・スケルトンのプラチナの「山中」に手を出したけどスケルトンはインクが部品の隙間に入って見苦しくなって売却・・・なんて内容の会話を森脇さんと交わしていました。
今回(先月 14 日)の横浜出張販売では吉宗さんの予約も取ってませんでしたし、万年筆を買うつもりは全くなかったのです。が、上述の会話のあとで「こんなんありますよ。仏壇カラーではなくてブビンガの軸です。ペン先はパイロットの 15 号で P&M 調整済みです」と森脇さんから「悪魔の囁き」(笑)
木軸でも瘤材とか竹の太いのとかは全く好みませんが、ブビンガはバーカウンターでもよく見る木材なので親しみがあるうえ、一応、元 家具屋なんで(笑)良さも分かっています。「神宿る木」。良い木軸は使っている間に色艶が「成長」していくのも魅力です。

字幅については、彼も「お好みと軸の太さから(国産のパイロットなら)太字でしょうね」とお話しでしたし、その通りなのですが、どうせならと吹っ切って EF にしました。画像の通り同じ EF でも DELTA と比べると明らかに細いです。画数の多い漢字でも 5mm 方眼に収まるくらいで、漢字文化圏のペン先、威力絶大(笑)
Pen and Message で調整した商品ですから、極細字でも掠れたり書き出しでインクが出ないといったトラブルは当然ありません。良好な書き味です。インクの消費量が(太字に比べて)少ないのも想定外のメリットでした。ただ、太字だと「味」とか言ってごまかせますが、細字だと悪筆が際立つのが致命傷(自爆)


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