『子規、逝く』

NHK番組『坂の上の雲』第二部が始まりました。原作を何回も読んでいますし、抑々が「歴史」ですから、結論も知っています。が、それでも見たくなります。ただ、原作者の他の本からのエピソードも盛り込んでいるので、『坂の上の雲』にはない場面もあります（なお、余りにホームドラマ風な部分には違和感を覚えない訳ではありません）。
演者の中では、阿倍寛の好古が一番ぴったりと私のイメージに合っています。ただ、香川照之の子規は名演と言いますか、写真で見る子規に良く似ていると感じました。『龍馬伝』の「鳥籠売」も見事でしたし、ちょっと誇張が鼻につくことが無い訳ではありませんが、凄いです。怪優でしょうか。