Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

借り物

2022年12月29日 19時33分47秒 | 天体望遠鏡 関連
新旧 NAV-5SW と NAV-7SW です。下の画像で右端が知人から拝借した旧です。銘板がねじ止めされていて、私のはプリントですから、旧から新でコストカット(手抜き?)されているのが見て取れます(因みに私の 14SW は銘板ネジ止めです)。

また見え味も若干ですが、知人の旧いタイプの方がよいかもしれません。

またまた知人から 1 週間ほど前から拝借している Pentax XW5 です。見掛け視界は NAV-5SW より 2 度小さい 70 度ですが、遥かに大きく 100g 程度重い 395g です。接眼側のレンズが大きくて、他のアイピースより 5mm ほど奥まっていますね(アイレリーフの点で、見るのに支障はありません)。
 
比較すると、真の中心は 5SW が少し鮮鋭に思います。が、よく使う中心部をゾーンで考えると、二重星や月面の小クレータの見易さからみて XW5 が少し鮮鋭のことが多いかも(ただ、月面が波打って見えるような気流の悪い日が続いたため、少しマシな 27 日の比較です。なお、今日も夕方の一時だけまぁまぁでしたので、比較しています)。月の無い夜に M42 を見ると、コントラストは XW5 が少し上で星雲の細かな流れが見易いです(因みに、藤沢の空では NAV-7SW の 106 倍か 5mm の 148 倍くらいの方が背景が暗くなるのと大きく見えるので M42 の構造が低倍率より見易いのです)。その所為か、木星などが周辺に来たときのゴーストも 5SW では出ることがありますが、XW5 ではほぼ出ません。この処の月面を見て、XW5 の方が少し明るく(白く!?)感じます。周辺像の崩れはどちらも気になりません。因みに 5SW と XW5 は同焦点と言って良いレベルですから、NAV シリーズと XW シリーズを併用することに大きな問題は無いでしょう。

APZ 経緯台に替えて接眼部が重くなっても良くなり、合焦の可否以外に制約のないなか、好みの問題ですが XW5 が少し良さそうに思いました。アイピース沼に嵌まってしまいそう(自爆)