Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Diadem 後期型(?)

2012年06月16日 23時58分00秒 | 双眼鏡 関連
一昨日、荷が届いたという悪魔の囁きに釣られ、悪の巣窟へ参りました。
ライカの APO - Televit を強力に勧められ、地上に持って上がり三脚を立てて見てもおります。見え味は素晴らしいです。ただ、ニコンの一回り小さいのも家にくすぶっているので自制しました(自爆)
他には Minox のダハ 10x42 が印象的でした。とてもよく見えて、ちょっとビックリのお値打ち商品。

で、Zeiss の Diadem の最終型というのがありました。てっきり、プリズム入りと思って気にもしていなかったのですが、店主も扱うのが2個目とかのガリレオ式の後期型、と言うので覗いてみると、これが凄い。どうみてもプリズムが入っているとしか思えない見え味で、ガリレオ式特有の視野境界の曖昧さもありません。繰り返しになりますが、ダハプリズムが入っている Diadem 3.6x12(15?、ディスコンになったらしく Zeiss の HP に出ていません)と同じ直線的でシャープな形なのです。所謂 Diadem(Hensoldt の Diadem などと同じ)の丸いデザインとは大違いで、もう一回、店主に訊いてしまいましたが、ガリレオ式だと。
家には既に古い一般的なタイプの Diadem があって、Theatis も Design Series 4x12 もありますが、これを行かずば双眼鏡フリークの名が廃ると買っちゃいました(核爆)

今朝、覗き比べてみると、先ず見た目の倍率が違います。目測で、前期型が 2 倍強なのに対し、後期型では優に 4 倍近くあります。この長さのガリレオ式にしては、余りにも倍率が高く、またこの大きさにしては視野が広すぎるので、対物レンズ側から覗くとプリズムの稜線と思しきものが見えます。アレレとなって、接岸側から覗き込むと、明らかにプリズムの存在が・・・結論、ダハプリズム式。

悪徳商人も双眼鏡の誤り!

なお、最短合焦距離は前期型が 1.2 m、後期型が 1 m弱。因みに、Theatis が 40 cm、4x12 が 80 cmと言った感じです。

次に晴れたら、星空を眺めて比較してみます。