Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

芝居見物:十月大歌舞伎

2009年10月10日 23時58分00秒 | 歌舞伎
歌舞伎座で『義経千本桜』から『渡海屋・大物浦』、『吉野山』、『川連法眼館』を家内と見てまいりました。
典侍の局:玉三郎の台詞と所作の美しさ、お柳から典侍の局に替わった時の品の差、佐藤定信:菊五郎の狐と武士の演じ分けなどを大変面白く拝見しました。ただ、最大の見ものは吉右衛門。殊に碇知盛の迫力。見物素人の私でさえ背筋がゾクッとするほどでした。
歌舞伎好きの同僚にチケットを頼んで、前から5列目の中央からやや花道寄りの良い席が取れましたので、尚更、感動の一刻でした。

【本日の演目】
「義経千本桜」から
「渡海屋・大物浦」 吉右衛門の新中納言知盛、玉三郎の典侍の局。歌六の相模五郎、段四郎が武蔵坊弁慶で、源義経を富十郎など。
「吉野山」 菊五郎の佐藤忠信実は源九郎狐、菊之助の静御前など。
「川連法眼館」 菊五郎の源九郎狐、菊之助の静御前。時蔵が源義経、彦三郎の川連法眼など。