Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

SWA試用

2006年07月15日 17時55分09秒 | 写真・カメラ

本日は暑い日でしたが(それでも藤沢では30度程度)、江ノ島、稲村ガ崎と近場を中心にSWAのMaiden Voyageをしました。
フィルム装填は裏窓を開けて、①番に合わせるプリミティブなものです。裏からの迷光は、まぁ心配には及ばないでしょう。巻上はクランクが無くドラム形状だけですが、連写するカメラでもないので問題ありません。寧ろ、突起がなくて持ちやすいメリットが大きいでしょう。SWA系は500C/Mよりもボディが薄く保持し辛そうな形状ですが、このSWAはマガジンにも突起物が少ないので、意外に持ちやすいです。
フィルムの巻上げは極めて滑らかです。シャッター・チャージと別だからでしょうか。或いは、ひょっとしてライカ修理の「仏の手」:Y和尚と並び称されるハッセルブラード修理の「神の手」がOHなさっているのでしょうか?、と勘繰りたくなる程です。セルフ・コッキングでない二度手間の部分は、慣れれば解決できるでしょう。幸いなことに、もう1台の6by6カメラである6008はオートワインダーで、余りにも違いすぎるので、誤りがなくて良いです(下手に500C/Mなど持っていると混乱したかも…)。レリーズが前面にあるのも、左右に傾き難くて、良いかもしれません。ファインダーは、本体の水準器を見られる凝った構造ですが、肝腎の見え味が今一つです。コシナのアングルファインダーが売れた理由が良く解ります。
それにしても、このカメラに似合う被写体を探して歩くのは、かなり疲れますね。