昨日の撮影結果(カラーネガ)が上がってきました。F1.0の初期型ノクチルックスの魅力は、ピントの合ったところから融けていくようなボケ味の滑らかさでしょうか(フィルム1本だけ試し撮りさせて貰ったF1.2非球面はもっと重いボケで、F1.0の方が好きです)。こればかりは、ズミルックスも適いません。その柔らかなボケは何に喩えるべきか。また、周辺光量が落ちる所為で、そのピントの浅さと相俟って、中心部に置いた主題が見事に強調されます。重量・大きさはM型の機動性にはそぐわないですが、やはり素晴らしいレンズです。もっとも、フード組み込みの現行品は少し硬い様な印象を思っています。コーティング等の影響でしょうか。