Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

ACAM-106

2005年11月23日 17時30分11秒 | 写真・カメラ
絹の組紐をつかった、アルティザン&アーティストのカメラ・ストラップです。
A&A社のWEBでは、「組紐の厚みがあるため、あて革がなくてもボディを傷つけにくくなっています」とあります。確かに「傷つけにくく」はなっていますが、あて革無しで済むと考えたのは机上の空論だと思いますネ。事実、その下の写真の「装着時イメージ」を見ると、輪の上部でボディと接触するだろうと解ります。カメラバッグに入れたりするときに、往々にしてこんな感じになります。貧乏性の私は、黒の実物を見たときからこの状態になるのを危惧して、二の足を踏んでいたのです。なお、金具の擦れが全くイカンと思っている訳でもありません。現在のM4BPに換える前のM2BPは、それこそ金属環の後がアイレットの周囲に綺麗に弧形に剥げて、なかなかの風景でした。それも味のウチと考えられるなら、そう書けば良いし、傷の心配に言及するなら、中途半端だと感じるだけです(こんなの使うの?と悩む製品もありますし、最近の商品コンセプトは、私みたいな凡人の理解を超越していますから、何とも言えませんけどね)。
ところが、OkadayaでA&A社言うところの「カーキ」の実物を見て、ブラックペイントに似合うとビビッと来ました。それで、革は自分で当てればイイや、と購入しました。ただ、和のテイストで「カーキ」と云うのも如何なものでしょうか。勿論、国防色と単に和訳すれば良いものでも無いでしょう。「鶸萌黄」とか何とか、風情のある和色の名前を、製造元の組紐屋さんに教えて戴きたいものです。
PS. 色々と不満をアゲツラいましたが、それ以外は大いに満足しています。その証拠に、主力機M4BPのストラップをコードバンのACAM-260からこれに換えました。