リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっとのことで厳冬が去ったら大雨

2022年12月24日 | 日々の風の吹くまま
12月23日(金曜日)。☁/雨氷/🌧。心配されたような大雪にはならず、2、3センチ。バルコニーの気温はマイナス4.8度で、きのうの朝に比べたら急上昇と言う感じ。そのうちに何も降っていないようで、何かが降っている感じになって、外に手を出して見たら、あは、何か細かいものが降っている。午後になって、窓ガラスが雨粒で濡れたように見えて来たけど、気温はまだ氷点下。これが雨氷、つまり着氷性の雨ってやつね。道路に凍り付けばスケートリンクになるし、雪を被った街路樹などに凍り付けば重みで木が倒れて電線を切断してしまったりするから厄介。

今日は我が家から見ると東のポートマン橋と西のアレックスフレーザー橋が朝から通行止め。どっちも郊外のサレーやデルタに通じる大幹線の橋で、斜張橋の設計上の問題なのか、雪が降ると主塔やケーブルから凍った雪の塊が落ちて、通過する車を直撃することがあるから危険極まりない。ケーブルにスクレーパーを装着したけど、風が強いとあまり効果的でないことが多いらしい。でも、迂回に使える橋はニューウェストから川を渡るぽんこつのパタロ橋だけど、下の6番ストリートはいつもより車の数がまばらな感じ。ふむ、今年のクリスマスは日曜日だから、ボクシングデイの月曜日をまたいで火曜日が振替休日になって、黙っていても4連休。だから、今日1日だけ休みを取れば5連休になるわけで、交通機関が不要な外出を避けるように呼びかけているくらいだから、大手を振って「今日は休みまぁ~す」と電話した人が多かったのかもしれないな。

雨氷でできたつらら

気温は1日中ひたすら上がり続けて、午後3時過ぎにはマイナス1度、晩ご飯が終わった頃にはマイナス0.5度、そして8時半にはとうとう「マイナス」が取れて0.1度、9時過ぎにはプラス1度になって、雨がじゃぶじゃぶ。あしたは予想最高気温が7度(!)で50ミリの雨が降るそうで、お騒がせの「冬の嵐」警報は解除になって、入れ替わりに大雨警報発令。つまり、5連休になっても、天気予報は雨、雨、雨だし、空港はまだ遅延と欠航でごたごたしていて、正常化のめどが立っていないそうだし、遠出はあきらめるのが一番なことには変わりはなさそうだけどね。空の便の乱れはとにかくひどかったみたいで、車とフェリーで15時間ほどで行けるところまで、飛行機ではバンクーバーで乗り換えてずぅ~っと東のトロントに飛び、また乗り換えて今度は西の目的地までトータルで30時間以上というチケットが130万円とかいう気絶するような値段だったとか、今度は東部でも吹雪で荒れ始めて、西も東も欠航に次ぐ欠航で飛行機に乗れずに空港に泊まり込みっ放しとか、とにかく絶句するような話がぞろぞろ。とうとうウェストジェットは今日から26日までの予約を自発的にキャンセルしてくれたら、料金を全額払い戻すと発表。まさにお願いだから乗るのはあきらめてくれという苦肉の策だな。


雨氷でつるつるになった吹きだまり

午後10時、天気サイトの気温はプラス1度で、雨。やっとのことで「厳冬」が去ったってことだな。ああ、やれやれ。排水溝に雪や氷が詰まっていて道路が冠水する危険があるそうだけど、とりあえず、あしたは1日じゃんじゃん雨を降らして、歩道も車道も(滑走路も)溜まった雪をきれいに洗い流してくれるといいね。バンクーバー圏では雨の中のグリーンクリスマスが「普通」なの。大雨で外が暗くても、我が家の中はクリスマスカクタス(シャコバサボテン)の赤い花が満開で華やか。クリスマスの頃に花が咲くからそう呼ばれるんだけど、3年連続でとんでもない時期(11月、10月、1月)に花を咲かせていたのが、今年はぴったりクリスマスの彩。それにしても、たった1週間に3度も雪が降って大混乱なんて、もう勘弁してほしいなあ。


クリスマスに咲いたクリスマスカクタス



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