リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今夜から大雪、そして凍雨、雨氷、のち大雨だって

2022年12月23日 | 日々の風の吹くまま
12月22日(木曜日)。⛅☁。起床午前8時半、バルコニーの気温はマイナス9.2度、天気サイトの表示はマイナス12度、リビング/ダイニングは21.5度。引っ越して来てからの寒すぎの新記録じゃないのかな、これ。でも、常に上には上があるもので、州のずっと北東のアルバータ州に近いところにある北緯56度のフォートセントジョンと言う町では最低気温が90年ぶりの新記録になるマイナス42度。道産子のワタシが経験した最低気温は、十代の頃住んでいた名寄でのマイナス36度だったけど、まあ、30度でも40度でも、マイナス20度を超えてしまうと「寒い」というよりはただ「痛い」と言う感じかな。きのうの夕暮れは今まで見たことがないような豪華版で、お気に入りのコクィットラム山はひつじ顔ともゴリラ顔ともつかない新しい表情。







聞くところによると、北米大陸の東側も今週末は厳寒と吹雪だそうで、日本列島も雪の予報だそうで、つい「地球温暖化って何の冗談?」と言ってしまいそう。バンクーバー圏は今夜からまた雪という予報で、土曜日にかけて出ている「冬の嵐」警報によると「大雪、凍雨、雨氷、のち(地面の)雪または氷の上に大雨」。つまり、まだ冷え込んでいる今夜はまず雪で始まって、あした金曜日の朝までに10センチくらい積もり、昼前には凍雨となり、午後には雨氷になり、気温はどんどん上がって夜にはプラスになり、雨。夜半過ぎにはいったん小止みになるけど、土曜日の朝には大雨。その後風も強まって午後には大荒れと言うシナリオ。クリスマスの朝までには落ち着くようだけど、こんなんじゃあサンタのそりも「欠航」になっちゃいそう。でも、オフィスの窓の外の雪景色も、大勢の白衣の人影が行進しているような不思議な融け方をしているパラペットの上の雪もも、あと1日か2日で消えてしまうんだなあ。、




何ともびっくり仰天の荒れ模様の天気予報なので、今日のうちに週明けまでの食料を買っておくことにして、午後2時前に気温をチェックしたらマイナス8度。室内着のTシャツの上にセーターを重ね着して、裏地のフリースが分厚いアノラックを着て、月曜日にスーパーで見つけて買った手袋をして、ゴム長靴でいざ出発。歩道はきれいに除雪されているけど、マンション前の車道は市の除雪の優先順が4段階の一番下なので放置されたままで、厄介なのは道路を渡るとき。歩道の縁には除雪で押し出された雪が溜まっていて車道との段差がわからないし、車道は車のタイヤと道路を突っ切る歩行者の靴で半解凍状態になって滑りやすい。おっかなびっくりでモールに着いて、まずは大根と白菜を買うのに上のWalmartに入ったら、うわ、混んでるっ。下のSave-On-Foodsはそれほど混んでいなかったけど、ヴィクターの店もお母さんと手伝いの男の子を動員して忙しそう。みんな天気予報を聞いて今のうちに行かなくちゃと駆けつけて来たのかな。

スーパーの花の売り場で買ったポインセチアをヴィクターにプレゼントして、ローストビーフの大きな塊をクリスマスディナーにするのに、お父さんが半分くらいのところに手を当てて「このくらいかな」、ワタシは手を広げてもう少し大きく、とやりとりして切り分けてもらって、他にソーセージやシュニッツェル、サワークラウトを包んでもらったら、ヴィクターが「ぼくの奥さんが焼いたんだよ」と、Thank youステッカーを貼った小さな袋に入ったジンジャーブレッドマンと星のクッキー。プロ級のできだなあ。そのうちに奥さん、クッキー屋さんを始めちゃったりしてね。うん、メリークリスマス!



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