リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お客があると自分が住んでいる街を観光できていいね

2024年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月2日(火曜日)。⛅🌤。暑くなりそう。予報では金曜日から週末にかけて猛暑になって、30度を超えるかもしれないらしい。ま、7月はもろに夏だから時には猛暑もあって当たり前なんで、3年前のヒートドーム現象のようなニューウェストミンスターで42度なんていうとんでもない猛暑がなければそれで良しとするか。

今日の気象は8時ちょっと過ぎ。エスターはすでに起きていて、自分でお湯を沸かして持って来たネスカフェを飲んだのとにっこり。今日の朝ご飯はベーコンときのこ入り卵焼きと(ワタシとエスターだけ)ブリオシュローフのトースト。エスターが今(エスターの90代のお父さんが住んでいる)ブダペストに行っている娘のナージャにWhatsAppで電話。背後でにぎやかな子供の声は2人の孫。エスターが差し出した携帯にすてきな若夫婦が写っていて「ハロー」というので、ワタシも手を振ってハロー。テーブルに座っていたカレシにも携帯を差し出したので、カレシも「ハロー」。エスターによると2人の間にすったもんだの恋愛ドラマがあって、今はとにかくラブラブで、エスターはあっという間に2人の孫のおばあちゃんになったそうな。

観光は近場からと言うことで、今日はまずMarket Crossingまで車を走らせて人とワインを仕入れ、帰って来てひと息ついて、今度はCompassカードを持って川岸の遊歩道まで6番ストリートをてくてく。ニューウェストミンスター市はカナダ西部で最古の「市」で160何年になると言ったら、「まあ、まだベイビーじゃないの」。あはは、ヨーロッパは「旧」大陸だから、古さの物差しが違い過ぎるか。ロイヤル・アベニューを横断して、遊歩道へ行く跨線橋の横にあるニューウェストの古い街頭写真を見て「これ、いつ頃の?」という問いにはカレシが「40年代だよ」。いかにも旧式な電車の写真に顔をしげしげと見たエスターは「ブダペストでは60年代の終わりでもこんな電車が走っていたわよ」。そっか、エスターが子供だった60年代のハンガリーはまだソビエト連邦の支配下にあったんだ。跨線橋を渡って、嫌でも目に付くギネスブック認定の「世界一背の高い」Tin soldier(錫の兵隊)の前で記念撮影。その後は遊歩道をそぞろ歩いて、停泊している観光用の外輪船を見たり、艀を引いて往来するタグボートを眺めたり。ライネは内陸の8万都市で山も海もないところだから、エスターは写真を撮るのに夢中。ランチはホテルのBoathouseレストラン。地ビールと大きな焼きえびに舌鼓を打って、帰りは急な上り坂を避けて駅地下のターミナルからバス。





ひと休みしたら、エスターが2日目の時差ぼけのピークで昼寝をしている間に、晩ご飯のバックリブの仕込み。(私たちの経験から言うと、時差ぼけはなぜか2日目がきつい。たぶんは初日は興奮していてアドレナリンがばんばん出ているせいで身体が気付かないのかもしれないな。昔よく行ったレストランTomatoのシェフに教わったバックリブを気に入ってくれたエスターにはレシピをあげることにして、カレシがレッスンをやっている間、エスターがハンガリーの名物料理グヤーシュを作ってくれるというので、2人でスーパーに行って材料を調達。女同士のおしゃべりを楽しみながらの買い物も楽しいひと時。明日はバンクーバー観光の予定。週末は「熱波」が襲来するそうだけど・・・。