リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日はファーマーズマーケットと芝居の批評会

2023年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月3日(木曜日)。🌤☀。夏、復活の感。まだ30度までは行ってないようだけど、暑いと感じるようになった。それでも猛暑と感じる暑さにはならないから大助かり。ドイツでもエスターが住む北西地方のライネは「寒い」そうで、春のアムステルダムは冬のような寒さだったから、沸騰する地球のあちこちに寒気の塊が居座っているってことかな。

午前中はのんびりして、午後はファーマーズマーケット。会場のティペラリ―公園へは普通は歩いて15分かからないけど、カンカン照りなので、日陰の多い通りを選んであっち、こっち。それでもマーケットが始まる3時には着いて、真っ先にケイラのテントに行ったらもうけっこう長い行列。小ぶりのキャベツやレタスやミニトマトを買ったら、トートバッグが半分いっぱい。次にいつものベーカリーのテントに行って朝ご飯のブリオシュローフとハムとチーズ入りのクロワッサンを買ってバッグに押し込んで、マットの親友のポールのテントでヤマブシタケとマイタケを買ったらバッグは満杯。最後にベリー専門のテントでブルーベリーの大きな容器。バッグに入らないので、ビニール袋にどさっと空けて容器を返したけど、バッグはずっしり。帰り道は上り坂で息は切れるし、日陰を選んで歩いても汗がだくだく。

夏の間スーパーの野菜は、いくら「地物」と表示してあっても、収穫してから選別や物流に時間が経っているから、店頭に並ぶ頃には暑さでくたびれてしまって、冷蔵庫に入れても日持ちしないので、むだになることが多い。これに対して、マーケットで買う野菜は近郊の農家がその日の朝に収穫したものが多いので、スーパーの野菜の3倍くらい日持ちするおかげでむだにせずに済むから、値段は高めでも「コスパ」としては断然いい。いつも同じところで買っていると、いつの間にか顔を覚えてもらって、買い物が楽しくなるしね。

汗を拭って、冷たいマティニで乾杯して、あっさりの晩ご飯を済ませたら、今夜はArts Clubのシーズン最後の4作について、あれこれ批評する「Play Club」の集まり。新作開拓を担当するスティーブンか芸術監督のアシュリーが司会者になって、集まるのはリーダーのジーンが選んで招待する12、3人で、これはあそこが良かった、ここは今いちだったと、ワインを片手に2時間。ワタシにとっては演劇に関する見識を深める願ってもない学習の場でもあるけど、辛辣な意見もどんどん出て来て、スティーブンもアシュリーも真剣に耳を傾けているから、「観客が何を求めているか」を探ろうと言う、一種の消費者パネルみたいなものだと思う。では、行って来まぁ~す。


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