リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クルーズ船で潮風に吹かれていたい

2023年06月08日 | 日々の風の吹くまま
6月7日(水曜日)。暑いなあ。でも、カレシは月曜日から日時を変更したレッスンで大忙しだけど、ワタシは特にするべきこともなくてのんびりの「こぶの日」。考えて見たら、カレシが大忙しでワタシはのんびりって、何だか昔とはまるで逆のパターンになった感じ。現役の頃は、ワタシは納期に追われっぱなしのおひとり様ビジネスとワンオペ家事で寝る暇も惜しんでのてんてこまいの毎日で、カレシは定時に家を出て定時に帰って来る気楽な公務員稼業だったんだけどなあ。人生も夫婦もほんっとにでこぼこ道。

金曜日にY君と彼女が来ることが確定したので、ウォルマートにひとっ走りして、印刷用紙と三つ穴のファイルカバーを調達。別々に読んでもらうために、翻訳版を2部印刷して、まだ持っていた業務用の三つ穴パンチャーでガシッ、ガシッと穴を開けて、カバーをかけて、今日の仕事?はおしまい。帰りがけにのぞいた郵便箱にぎしっと押し込んであったSilverseaの2024年カタログをめくって、ああ、大空と大海原が出会うところでのんびりしたいなあとため息。それにしても、247ページもあって、厚さが1センチ半というカタログの重たいこと。いったいどれだけ発送したのか知らないけど、すごい郵送料がかかっただろうな。さすが、懐は底なしと言われるSilverseaだけある。



カタログには「コレクション」というだけあって、7つの海を行き交う合計434便のクルーズ。来年は秋にバンクーバーから東京まで18日間の太平洋横断クルーズをすでに予約してあるけど、コロナのせいでキャンセルされて行きそびれた太平洋から大西洋にかけての南米クルーズもまだ魅力。先端の世界の果てと言われるティエラデルフエゴを見たかったんだけどなあ。ロシアのプッチン野郎のおかげでキャンセルした北欧クルーズにもまだ未練たっぷり。7月にコペンハーゲンからグダンスク、タリン、ヘルシンキを経てストックホルムに行く7日間クルーズがあるけど、窓の下で1日ロックコンサートをやられるストリートパーティの日と被りそうな日程だから、「避難先」としてどうだろう。もしかして宝くじが大当たりしたら、広い範囲を2ヵ月も3ヵ月かけて航海するグランドクルーズはどうかな。地中海から北欧までなんてのもあるし、アジアを巡るのもあるしね。何ならいっそのこと、再来年の1月半ばに東京を出て終点のニューヨークまで136日間という「コントロテンポ」世界クルーズにしようかな。まあ、ここはいいなあ、あそこはいいなと夢を見ているうちはただなので、大いに楽しむとしよう。

午後になって、地平線が青みがかったかすみに包まれて来て、バルコニーに出ると何だかきな臭い。天気サイトを見たら、大気の健康指数(AQHI)は高リスクの「7」。森林火災の煙がどこからか押し寄せているらしい。やだなあ。ニュースサイトを見たら、郊外の奥のハリソン湖の近くの3ヵ所で山火事が起きているということで、湖の南端のハリソン・ホットスプリングスに住むきのこ屋のマット君は大丈夫かな。まあ、AQHIは夕方には中リスクの「4」に改善したけど、風向き次第でまた高リスクのレベルになるかもしれない。今年は森林火災の当たり年になりそう。メトロバンクーバーでも警戒レベルは最高に引き上げ。煙による大気汚染がひどくなったら、マスクの出番だなあ。やぁだ。大海原のど真ん中で潮風に吹かれてクルーズしたいよぉ。