リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

芝居の翻訳

2023年06月19日 | 日々の風の吹くまま
6月17日(土曜日)。☁🌥。夜の間に雨が降って、朝にはまたヒーターがオン。過去の平均を見ると、わりとあたりまえの気温なのでちょっとびっくり。温暖化に慣れちゃったから寒いと感じるのかもしれないな。

今日の家事は洗濯だけ。午後から先は、晩ご飯のしたく以外はまるまるワタシの時間ということにして、「平治郎」の英語訳に専念。なにしろオリジナルが市民参加の創作劇なもので、とにかく登場人物の数がすごくて、大枠のイメージでは、登場人物のうち、アイヌ人6人(1人2役で役者5人)を全員舞台の中央に配置して、和人は古代ギリシャ劇の「コロス」風に全員を(たぶん同じ衣装と仮面で)まとめて舞台の後方に配置した上で、場面に応じて1人で何役も演じると言う構想。でも、和人の登場人物はゆうに30人はいて、重要な役もあるから、「コロス」を何人に絞ったらいいのかが問題だな。新作として取り上げられたとしても、たぶん小さな劇場で上演されるだろうから、そこんところも考慮に入れなくちゃならないけど、とにかくオリジナル全体を英語訳してしまわないことには、再構成も書き直しも何もあったもんじゃない。

でも、やっているとだんだんに熱が入って来て、いろんな場面のイメージが湧いて来るもので、ますますのめり込んでの堂々巡り。コロナで中断されているうちに、もう何年経ってしまったのかな。でも、この脚本を探し出して来て、脚本を書いた演劇集団のリーダーと会って話す機会を作ってくれた旧友(70年来の友だち)との約束は守るからね。こっちには先住民の演劇グループもあるから、英訳ができて、カナダの舞台にかけられる形ができたところで、PTC(劇作家集団)の芸術監督でドラマタージのハイディに読んでもらって、指導を仰ぐつもり。これがワタシの生まれ故郷への一世一代のお返しになればいいけどな。そう思えばまたまた熱が入って来るから、ワタシって人間は・・・。

マティニアワーになって、マットからの連絡がなかったのに気付いて、今日がだめなら明日でいいよぉとテキストしたら、「いけねえ、忘れてた。明日のマーケットの帰りに寄るからね」という返事。でも、明日の日曜日は「父の日」じゃないのと言ったら、「家族連れだから大丈夫」だって。おお、奥さんとお嬢ちゃんに会えるってことか。それじゃあ、何か父の日ついでのプレゼントを用意しておこうかな。マットが持って来てくれるモレルとサムファイアはヴィクターのお父さんにお裾分けするつもり。自分の親たちはとっくに他界して、子なしのままの私たちには父の日も母の日も縁がないけど、こうやって父の日を楽しむのもいよね。