リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

普通の暮らしに戻るロードマップが発表された

2021年05月26日 | 日々の風の吹くまま
5月25日(火曜日)。☁☀☁。予報外れのいい天気で喜んだら、明日の夜からあさってにかけて大雨注意報だって。あらまあ。夜中過ぎにはスーパームーンの皆既月食があるそうだけど、予報は曇り。月の位置が我が家の後ろなので、バルコニーに出て身を乗り出しても見えそうにないな。まあ、月食のピークは日の出の1時間前だから、どっちみち夜明けの空が明る過ぎて見えないんじゃないかと思う。皆既月食は何度も見たから、今回は朝のメディアにあふれる写真を見ればいいか。

今日はBC’州政府がコロナの規制を解いて、平常に戻るための「ロードマップ」を発表する日。朝から何が再開して、何がどことまで認められるのかという憶測が飛び交って、期待の大きさがわかる。ボニー先生が「少しずつ、少しずつ」と言って来ている通り、いきなりドアを大きく開け放すとは誰も思っていないけど、再開に一番大きな期待がかかっているのがレストラン内での食事、スポーツ、映画館/劇場かな。特にレストランは中での食事が禁止されていて、座れるのは屋外のパティオのテーブルのみ。パティオのない店には歩道脇の駐車用車線に2席とか3席のパティオを特設するのが認められて、ところどころにステージのようなパティオができているけど、すぐ脇を車が走っているので、排気ガスを吸いながらの食事になるだろうし、何よりも寒いっ。(すし屋の前を通ったら、寒そうに背中を丸めて寿司を食べている人がいた。)

午後、買い物に行くのにエレベーターで一緒になったお隣さんのジャネットが、開口一番に「レストランに行けるし、家にお客を呼んでもいいんだって」。おお、そっか。うれしいね。帰って来て新聞サイトをチェックしたら、4段階に分けて規制を解いて行って、9月にはほぼ「普通」に戻すという計画。今日から始まる第1段階では、1席6人までの条件付きながら、レストランの内外で食事ができる他、家の中では最高5人の客または一家族、戸外なら10人まで集まってもよくなる。着席する集会は感染防止策を条件に、屋内では10人まで、屋外では50人まで。ただし、マスク着用義務とソーシャルディスタンスは継続で、レクリエーション目的の旅行は移動が認められている居住地域内に限定でOK(バンクーバーからウィスラーに行ってもいい)。第2段階は6月半ば、第3段階は7月初め(早ければ建国記念日の1日)で、緊急事態宣言を解除、そして最後の第4段階は9月初めで、ほぼ普通の社会生活ができるようになる。第2段階で劇場公演を再開できるのはうれしいニュース。

計画通りに進むかどうかは、ワクチン接種の進捗状況しだいということだけど、BC州では若い世代の接種も順調なようで、2度の接種で変異種に対する予防効果が高まると言うデータを受けて、これまで16週間開けていた2回目接種の時期を12週、さらには50日に短縮するそうだから、私たちも6月の末か7月の初めには2回目接種の順番が回ってくるかもしれないな。まあ、みんなが羽目を外さずに粛々とロードマップに従って行けばの話だけど、長い,長い、長い「冬」が終わりに近づいているってことで、道行く人たちは心なしがみんな明るい表情をしているように見えた。もうあと少しの辛抱、ね。

スーパームーン