リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

8週間のロックダウンの解除が始まるよ

2020年05月07日 | 日々の風の吹くまま
5月6日(水曜日)。☁☀☀。明け方に雨だか雹だかがばらばらと降っていたけど、眠り直して目が覚めたらいい天気。ゆうべは川向こうのサレーのずっと向こうの地平線でしきりに稲光。雷鳴が聞こえなかったので、たぶん国境の南、アメリカ側での雷雨だったんだろうな。

今日のトップニュースはBC州のロックダウン解除の日程発表。解除第1陣は5月中旬から再開。安全確保のための厳しい条件付きながらレストランもオープンできる。5月中旬と言うから、非常事態宣言の延長はないってことか。つまり、巣ごもりから這い出せるまであと1週間。8週間のロックダウンは長かったようで、それなのにいつの間にか過ぎたような、何とも不思議な感じ。たぶん時間の流れの感覚が狂ってしまっていたんだと思う。6月にはホテル、7月には映画やコンサートも小規模なものから再開。ずっと休校していた学校は9月の新学年からオンライン授業と教室での授業を組み合わせて再開。

海外旅行や、50人以上が集まる大規模なライブのコンサートやイベント、プロスポーツなどの再開については未定ということで、劇場の灯が点るのはもうちょっと先の話になりそうだけど、小劇場式の上演なら可能かもしれないし、ごく少人数のファンドレイジングパーティくらいはできるようになるかもしれないな。それに家族や友だちとの集まりは6人くらいまで増やしてもよくなるらしいから、我が家でのディナーに1組ずつ呼んでみようかな。ああ、やっとのことで春が来たという感じがするっ。

さて、きのうパーツをカットしておいたミニチュアのピアノ。先に色を塗ってから組み立てようかと思ったけど、絵の具が乾くのを待っているのは手持ち無沙汰だしと、そのまま組み立てを開始。アップライトだから基本的に四角形なので、意外に楽。曲線のある2組4個の小さなパーツは、重ねた2個を指先でがしっと抑えて、棒やすりで同じ形に仕上げたけど、曲線をカットしやすいようにと柔らかなバルサ材を使ったので、力を入れ過ぎると割れてしまうから、神経を集中して手加減しながらの作業。鍵盤になる部分の両端の上と下に糊付けしたら、おお、ピアノらしい形になったじゃないの。紙をぺたんと貼っただけの鍵盤はどう見てもヘンなので、自分流でキーに立体感を持たせて、開けた形の蓋に楽譜を置く桟を作って付けて、ペダルに金色の紙を貼って完了。カレシにどんな色がいいか聞いたら「黒か茶色で、古ぼけた感じのがいい」。うん、場末のうらぶれたジャズバーという設定だもんね。ということで、色はこげ茶色にして、絵の具をべた塗りしたら、思いっ切り使い古しの感じになって、満足、満足。