リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

気分的な解放感だけでもうれしいね

2020年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月7日(木曜日)。☀☀☀。急に気温が上がって来た感じ。明日は最高気温24度、あさっては26度、日曜日は27度って、何だかいきなり夏が来るような予報。5月半ばはだいたい昔から一斉にガーデニングを始める時期で、ビクトリアデイの連休には園芸センターが大混雑するんだけど、今年は入店制限でどうなんだろう。ロックダウンで俄然流行った三大アクティビティのひとつがガーデニングで、花や野菜の苗が飛ぶように売れていて、特に野菜の種は品薄で手に入りにくかったりするらしい。うん、野菜の自家栽培は地産地消の極めかもね。

そのロックダウンは8週目。これが最後の1週間になるようだけど、きのうホーガン州首相が非常事態宣言下で出された公共施設の閉鎖やビジネスの休業の命令を「中旬」から解除し始めると発表したとたんに、「外出自粛は解除だぁっ」とばかりに外に飛び出した人たちが多かったのか、ボニー先生が「規制の緩和はまだ1週間先の話ですよ。今まで通りに自粛と自制を続けてくださいね」。でも、第1弾に公園やビーチが入っているし、何しろ今日はもう初夏のような陽気だから、逸る気持はわからないでもないけどね。いろんな店やサービスが営業を再開したら、不要不急の外出を控える「ステイホーム」から、手洗い励行、握手禁止、安全間隔確保の「ステイセーフ」に移るわけで、感染の拡大防止と経済活動再開の成否はみんながどれほどまじめに実行するか次第ってことになるな。

それでも、けっこう長いことやっていたから、常識と良識のある人間ならすっかり慣れていて、問題なくそのまま続けられるんじゃないかと思う。どれだけ続けられるかは別の話だけど、少なくともニューウェストではぜんぜんわかっていないらしい人は少数派で、わりと自然な振る舞いになっている人が多いという感じ。そのせいで一部の「わかってない」人たちの行動が目立つようで、いやでも観察していると人間社会には21世紀になってもそれなりの「階級」のようなものがあるんだなと思えて来る。階級と言う言葉が適正でなければ、どういう風に表現したらいいのかわからないけど、要は人間は平等に作られていないんだということ。みんな人間として「同権」ではあるけど、社会の中では決して平たくも等しくもないんだと思う。いわゆる社会派の人たちの人間平等の実現を目指す活動が軋轢を生みやすいのは、人間は色も形もその他諸々が違っていても人間としての価値は同じという抽象的な視点から外れて、「みんな同じ」を金太郎飴のように具体化しようする傾向があるからじゃないかな。

思考がヘンな方へぶっ飛んでしまったけど、うん、あと1週間すればステイホームからステイセーフへ。自分と周囲のみんなの安全を守る責任がひとりひとりの「自分」の肩にかかって来る段階に入るわけで、ここで箍を緩めてコロナバカにならないように気をつけないとね。でも、少なくとも気分的に解放されるのはうれしいね。