リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

買いだめ騒動以来買えるようになったもの、買えなくなったもの

2020年05月12日 | 日々の風の吹くまま
5月11日(月曜日)。☀☁☁☂。天気は下り坂。ごしゃごしゃとかき混ぜたような白い雲が広がっている。うん、いきなり暑くなっていたから、ひと雨降って涼しくなるのはいいよね。今日はダウンタウンのH-Martにひとっ走りしようと思っていたんだけど、目当ての中華麺が日本産で、アマゾンでも品切れになっていたので、無駄足になりそうだと思って中止。8週間続いた非常事態宣言が週中に解除になれば、電車で出かける人が増えそうだからその前に行っておこうと思ったんだけどな。公共交通を運営するTransLinkはロックダウンで巨額の損失を出していて、1500人のレイオフと大幅な運転本数削減を打ち出していたけど、外出規制が緩められることになったので、レイオフも本数削減も取り止めを発表。そうだろうな。職場に戻る人たちや外出する人たちが増えるのに電車やバスの本数を減らしたら、安全な間隔の確保なんてできっこないもの。

中華麺がないときはスパゲティをベーキングソーダ(重曹)を入れて茹でると代用できると聞いていたので、いつも買っていたものが手に入らなければ、当面はそれで行こうと思って、スーパーで小麦粉や砂糖を置いてある棚を見たら、ベーキングパウダーはあってもベーキングソーダのスペースは見事に空っぽ。小麦粉はいつも10キロの大袋がいくつか残っている程度だったけど、先週あたりから一般的なサイズの薄力粉やパン用の強力粉も(隙間はあるけど)並んでいるようになったけど、パッケージの小さい砂糖やベーキングパウダーはまだあったりなかったり(バターは今はいつでもある)。外出制限で急に人気プロジェクトになったベーキングだけど、みんなそろそろに飽きて来たのかな。

ロックダウンでパニックになった人たちがイナゴの大群のごとくトイレットペーパーに群がったのは、何かずいぶん昔のような気がするけど、あれは非常事態宣言が発令される直前の8週間前。今はほぼ毎日ずらりと並んでいて、棚がすっからかんで「1家族1パック」の貼り紙だけがひらひらしていたのが嘘みたい。まだ数量制限はあるけど、置いてあるのはジャンボサイズなので、1パック買えばけっこう長持ちするからそれほど頻繁に買わなくても良くなったのかもしれない。キッチンペーパーも6本入りの大型パックがずらり。買いだめ騒動があって以来ついぞ見かけなかったティッシュも6箱のパックがずらり。並べる端からなくなるのを見ていて、売る方も考えたんだろうな。買えるのはパッケージのサイズにかかわらず「1個」で同じ。だったら、一番でっかいのを置いた方が店にも客にも効率的だと。おかげで我が家はトイレットペーパーもキッチンペーパーもティッシュもみぃ~んな意図しない備蓄になって、置き場に困る始末。

そのペーパー類、前には棚の大半を占めていた価格の安いハウスブランドのものがまったくなくて、どれもブランド品ばかりで、しかもセールの黄色い札が下がっていることが多いから不思議。ハウスブランドの生産が止まっているのかな。今どきのご時世はいろいろと不思議なことが起きるもんだ。