神奈川県第15区は、平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町を地盤とする、有権者数46万人の大選挙区である。
結果はいつも同じで、河野太郎が大差で当選する。
対立軸のない典型的な無風区である。
それでも、2009年までは、自民、民主、共産の3名に、時々泡沫候補が出馬していた。
選挙は、党の主義主張を喧伝し、支持者を拡大する絶好の機会だ。
たとえ選挙区で勝てなくても、比例区もあれば参議院選挙もある。
政権を狙うならば、当然候補者を立てるべきだし、街宣活動をするべきである。
ところが、前回の衆議院選挙で、民主党は敵前逃亡してしまった。
政権与党が人前に出られないとは驚くべき醜態である。
そして、今回も同じだ。
無風選挙区には街宣も不要ということなのか、自民党の選挙カーも来ない。
茅ヶ崎市民はどうすれば自分の意見を投票行動に反映できるのだろう。
投票をボイコットすれば、反自民の自己主張にはなる。
でもそれは自民の安定政権を助ける行動なのである。
野党が無能では民主主義は実現しない。
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