3年前、家を改築するタイミングで、1箇所を除いて、すべての照明をLEDに変えた。
1箇所とはキッチンの手元灯である。
最近少し暗くなってきたので、この際だからここもLEDに変更することにした。
LIXILの取説には照明器具の仕様が記載されていない。ただ、「交換は今取り付けられている蛍光灯と同じものにしろ」と書かれているだけだ。
信じ難い手抜きだ。
今取り付けられている蛍光灯は、「NEC直管蛍光灯スタータ形 FL15N」だった。
スターター形とはグロー式のことだから、アマゾンで「グロー式工事不要」のLED蛍光灯を購入した。
価格は1000円。
取り付けみると、まったく点灯しない。
理由はすぐ分かった。
手元灯はグロー式ではなく、インバータ式だった。
LIXILは、インバータ式の照明器具に安価なグロー式の蛍光灯を取り付けていたのである。
探してみたが、15形のインバータ式直管蛍光灯は売っていない。
「グロー式工事不要」のLED蛍光灯はいくらでもある。
一方、「インバータ式工事不要」の製品もいくつかあるが、いずれも胡散臭い。
正しい対処の仕方は照明器具の改造(バイパス工事)である。
これは、蛍光灯が使用しているインバーターの安定器を取り外す工事のことだ。
最寄りの業者に工事費を聞いてみたら、出張費込みで15,000円と言われた。
どうしたものか。
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