東京を中心にした新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。16日の新規感染者数は全国で600人を超えた。専門家会議の出席者に、「感染はすでにピークアウトしている可能性がある」と言っていた人がいたが、この数値である。一体、どこが専門家なのだろう。国も都も全くの無策で、「検査数が増えたため」、「感染者は若者中心」などと気休めしか言わない。事態は悪くなるばかりだ。
そんな中、22日から始まる「ＧｏＴｏキャンペーン」。旅行代理店のパック商品の代金が半額になるという。観光地の救済措置として考えられたものらしいが、誰が考えても時期が悪すぎる。感染拡大に油を注ぐようなものだ。それなのに、政府は強行するらしい。頭が悪いとしか思えない。
さすがに反発が大きくて、東京への旅行、東京在住者の旅行は除外にした。さらに、重症化しやすい高齢者、若者の団体旅行、宴席は「利用を控えてほしい」と言い出した。若者の定義も団体の数もはっきりしない場当たり的な対応で、混乱するばかり。こんな馬鹿馬鹿しいことは、取り返しがつかなくなる前にやめたほうがいい。
来年の2月に指宿旅行を計画しており、3月に飛行機の予約を取った。旅行代理店を使っていなので、宿泊料金だけがＧｏｔｏキャンペーンの割引対象になるらしい。でも、関心はわずかばかりの割引ではない。来年の2月が、羽田まで安心して行ける状態になっているかだ。キャンセルしなければならない状況なら、キャンペーンなど何の意味もない。
お気に入り名盤！ エディ・ヒギンス：Essential Romance
