今日は朝から騒がしい。
北朝鮮が弾道ミサイルを5時58分に発射し、日本の領空を超えて太平洋に落下したという。
領空侵犯はこれで6回目だ。
以前は人工衛星とか言って誤魔化していたが、今はミサイルだと明言している。
軍事的緊張を勝手に演出して国際社会から援助を引き出すのが、これまでの常套手段だった。
今は少し事情が違うように思える。
それにしても、北朝鮮がこれほどまでにエスカレートする理由は何だろう。
北朝鮮のような小国がアメリカのスーパーパワーに立ち向かえるはずもない。
しかし、挑発行動を繰り返すだけでは、アメリカも手出しできないことを知っている。
恐らく、こういうやり方以外に、政治体制を維持できないのかもしれない。
アメリカも、ミサイルが米国本土に届く可能性が出てきたら途端に豹変した。
勝手なものだ。
どうせ、日本や韓国がミサイル攻撃を受ければ、それを口実に軍事行動を起こせると踏んでいたのだろう。
いくら北朝鮮がミサイルを発射しても、実際に戦争が起こるとは誰も本気にしていない。
しかし、火遊びの結果、精度の悪いミサイルに日本や韓国が被弾する可能性もある。
その時は間違いなく戦争になる。
歴史を振り返れば、戦争のきっかけには偶発的なものも多い。
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