徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

プレステージカントリークラブ(栃木県)

2017年06月03日 | スポーツ

1986年、ゴルフ場経営大手のSTT開発(株)が、倒産した梓GCの用地を買い取って全く新しいゴルフ場に作り直した。
なんでも、山岳コースを林間コースに改造する大工事だったらしい。
2年後の1988年7月(昭和63年)に開場。
完成した新しいゴルフ場は、その後のバブル景気を先取りしたような豪華なコースだった。
STT開発は、関東中心に11ヵ所のゴルフ場を所有していたが、いずれも高級ゴルフクラブとしての高いステータスがあった。
しかしバブル崩壊後、不動産開発にともなう多額の借入金負担が経営を圧迫し、あえなく倒産。
所有していたコースの多くがPGMに買収された。
施設はいまでも高級だが、かつてのようなステータスはない。

最初に訪問したのは開場して間もない頃である。
1992年ぐらいではなかったかと思う。
驚いたのは、車が到着するなり、係員が駆け寄って来てドアを開けてくれたことだ。
高級車で乗り付けるビップならいざしらず、こちらは5ナンバーのブルーバードだったから妙にきまりが悪かった。
コースの記憶はほとんどないが、浴室の外に作られた巨大な滝を覚えている。
PGMになった今は、ドアを開けてくれることもなく、滝は雑草が生い茂る石垣に変貌していた。
プレステージCC
コースは東コースと西コースがあり、コースレートは西コースのほうが高い。
この日は回ったのは東コースである。
段々畑のようなコースで、隣のホールとの高低差がかなりある。
加えて、ホールをセパレートする林は木々が密集しており、下り斜面に打ち込むと大トラブルになる。
アウトは何回もここに打ち込んだ。
斜面なので横には出せず、前方の木に当たるとさらに下まで落ちてしまう。
いい加減うんざりした。
フェアウェイは状態の良いところとそうでないところの差が激しい。
グリーンはボールマークもつかないくらい固かった。
フェアウェイもグリーンも傾斜がきつく、ボールの落ちた場所からあらぬ方向に転がってしまうことも多かった。
一言でいえば、計算のできないコースである。
天気はこれ以上ない快晴だったが、スコアは58、48の106と低調だった。


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