10日に発表されたノーベル文学賞をめぐり、産経新聞が電子版の号外で、村上春樹が受賞したとの誤報を流した。
実際の受賞者はカナダの作家アリス・マンローだった。
受賞に備えて用意していた予定稿を誤って配信してしまったらしい。
送信後に誤りに気づいて号外紙面を削除したが、前代未聞の失態である。
フジテレビの「LIVE2013 ニュースJAPAN&すぽると!」の番組表にも、「村上春樹ノーベル賞・・・」と出ていたから、きちんと確認しないのは企業体質のような気もする。
村上春樹の小説は「ノルウェイの森」しか読んだことが無いが、面白いとは思わなかった。
その村上春樹が、世界的に評価され、ノーベル賞候補にまでなっていることを知らなかった。
世界に評価されている日本の純文学がまだあることに正直驚いた。
過去には、谷崎潤一郎、三島由紀夫、安部公房などの文豪が候補に上がっていたが、受賞する前に死んでしまった。村上春樹はまだ若いから、可能性は大いにありそうだ。
お気に入り名盤! デューク・ピアソン:PROFILE