徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

初めての東京スカイツリー

2017年02月14日 | まち歩き

我が家の菩提寺は浅草にある。
住所は台東区東上野だが、雷門までは徒歩10分の距離である。
法事のあとは、たいてい浅草に出る。
だから、昔から「うちの寺は浅草にある」と言っている。
寺の前の狭い通りから東京スカイツリーがはっきり見える。
前を遮る高い建物がなく、見苦しい電線さえ無ければ、奇跡的な風景である。

東京スカイツリー

東京スカイツリーの開業は2012年5月である。
この年の11月に法事があった。
法事の後、東京スカイツリーに行ってみた。
しかし、この日はあいにくの雨。
空は厚い雲に覆われ、天望回廊のあたりもかすんで見えた。
おまけに強風でエレベータも停止していたため、昇るのは諦めざるを得なかった。

そして、5年ぶりの法事、天気は快晴、抜けるような青空。
この機を逃すわけにはいかない。

展望デッキまでは2,060円。
江戸切子をあしらった高速エレベータが素晴らしい。
まったく揺れず音もしない、ただ耳鳴りがして高速で上昇しているのが分かるくらいだった。
展望デッキは3階構造になっていて、下からフロア340、フロア345、フロア350という。
エレベータはフロア350に到着する。
気温が上がって富士山は見えなくなっていたが、東京の街並みは360度堪能できた。
下のフロアには床がガラス張りになっているところがあり、高さを楽しめるようになっている。

東京スカイツリー展望デッキ

天望回廊へは、別のエレベータが用意されている。
料金は1,060円。
外にせり出したらせん状の回廊は写真でみるほどの恐怖感はなかった。
格子が多いせいかもしれない。
展望デッキから100m上空だが、それほど高さの差を感じなかった。
それに、街並みの風景というのは飽きやすいものらしく、すぐに退屈してきた。

東京スカイツリー天望回廊

それにしても、ゴミ箱をひっくり返したような、統一感のない街並みである。
夜景の方がよさそうである。


お気に入り名盤! ソニー・クラーク:Cool Struttin'


 

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鶴嶺八幡宮の黄葉

2016年12月03日 | まち歩き

昭和記念公園の 「黄葉・紅葉まつり」は、11月5日~23日の期間で行われる。
イチョウは11月23日ぐらいまでで、その後はあっという間に散ってしまう。
昨年は12月6日に行ったのだが、完全に散ってしまっていた。
その反省から、今年は11月19日に訪問した。
19日でも遅すぎたようで、イチョウは盛りを過ぎ、木の枝がはっきり見えるようになっていた。
11月中旬頃が見頃なのかもしれない。
昭和記念公園の黄葉
12月になって、茅ヶ崎の街中のイチョウも散り始めた。
イチョウが散るともう冬である。
ただし、例外的に咲き誇るイチョウがある。
鶴嶺八幡宮の大銀杏である。
源義家が戦勝を祈願して自ら植えたものだと伝えられ、樹齢は約950年。
今が盛りとばかり、神々しく輝いている。
まるで別の生き物のようだ。
鶴嶺八幡宮の黄葉
少し前にはなかなか色づかず、枯れ始めているのではないかと心配したが、どうやら精気を取戻したらしい。

お気に入り名盤! ミッシェル・カミロ:Caribe


 

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吉野家復活

2016年11月28日 | まち歩き

茅ヶ崎駅南口の濱田屋と長谷川書店の間に吉野家の看板を見つけた。
あとで確認したら、昨年の3月23日にオープンしたらしい。
1年半も前なのにまったく気づかなかった。

南口階段下にあった店舗は、駅ビルの改装に伴い閉店した。
2012年4月頃だったと記憶している。
十間坂にあった店舗ははるか前に閉店しており、この閉店で茅ヶ崎の駅前から吉野家が消滅してしまった。
すき家、松屋はあるが、やはり牛丼は吉野家がいい。
しかたがないので、牛丼が食べたいときは寒川の吉野屋を利用していた。
場所は変わったが、ともかく茅ヶ崎駅前に再オープンしたのは喜ばしいかぎりだ。
さっそく行ってみた。
吉野家茅ヶ崎駅南口店
店は小さく、かつての半分ぐらいだ。
それに、「吉呑み」と書かれた赤提灯がかけられている。
居酒屋を始めたらしい。
ファーストフードは回転率が命のはずなのに、こんな小さな店に長居をさせてはどうしようもない。
もっとも、店内は閑散としており、飲んでいる客もいなかった。
それに、牛丼が不味い。
肉はパサパサで硬く、タレも味が濃い。
長時間煮込んで、煮詰まってしまったかんじだ。
もう一度、行く気にならない。
立地は申し分ないが、前途多難である。


お気に入り名盤! リー・モーガン:The Sidewinder


 

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お祭りラッシュ

2016年10月30日 | まち歩き

29日は「下水道ふれあいまつり」。
神奈川県及び神奈川県下水道公社が主催しているもので、県内の主要な下水処理場で毎年開催されている。
下水道の役割や下水道整備の重要性を理解してもらうのが趣旨で、内容は、下水処理場の見学、下水道学習室、模擬店、ゲーム、アトラクション等である。
地元の相模川流域下水道柳島管理センターは東京ドーム4個分の広さがあり、全国屈指の大規模施設だという。
巨大な下水処理施設の屋上には公園が造成されていて、「柳島しおさい公園」という。
ここが「下水道ふれあいまつり」の会場になる。
実は、ここが誰でも自由に入れる公園だと知ったのはつい最近のことだ。
近くの歩道橋に登らないと、こんなところに公園があるなんて分からないのだから、無理もない。
たまに散歩にくるが、人の姿を見かけるのは稀である。
この日はいつになく賑やかだったが、お祭りにしては人が少ない。
下水道ふれあいまつり
公園の下にある下水処理場を係員に誘導されながら見学した。
中に入ったとたん悪臭が鼻につく。
汚水は、長い距離をゆっくりと流し、汚物の沈殿、微生物による分解などの工程を経て浄化し、最後は海に放流する。
取り除いた汚物は回収され、焼却炉で処理される。
我々の文化的な生活を維持するためのコストは尋常ではない。

30日は茅ヶ崎青果地方卸売市場で「茅産茅消青果まつり」。
大根、ホウレン草、小松菜、里芋など地元農家直送の新鮮野菜や、八百屋さんおすすめの料理を販売。
また丸大魚市場による水産物の販売や、茅ヶ崎飲食店組合による屋台コーナーも設けられている。
食品の特売はいつでも盛況だ。
茅産茅消青果まつり
柿6個(300円)、蕪8個(300円)、ネギ3本(150円)と茅ヶ崎汁(100円)を購入。
この日は真冬並みに寒かったせいか、豚汁もどきの茅ケ崎汁が飛ぶように売れていた。

「茅産茅消青果まつり」に行く途中、茅ケ崎中央公園の横を通ったら、交通規制をしていた。
公園の中で何かイベントをやっているようだった。
考えられるのは、恒例になった「ちがさき ヴェロ・フェスティバル」と、同時開催の「アロハハロウィン」だ。
市のWebサイトに案内が掲載されていなかったので、今年は中止になったのかと思っていた。

ちがさきヴェロ・フェスティバル
以前、年末の「だるま市」が市のWebサイトに掲載されていないことを問いただしたら、市が関与している行事ではないからという回答だった。
「ちがさき ヴェロ・フェスティバル」は市の共催イベントなのだから、掲載していないのはおかしなことだ。
一方で、観光協会のWebサイトには「だるま市」が掲載されるようになった。
いい加減な仕事ぶりである。

お気に入り名盤! 上原ひろみ:アナザー・マインド


 

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2016年秋 さかなの市

2016年10月18日 | まち歩き

10月の第3火曜日は、茅ヶ崎漁港荷さばき所で「さかなの市」が開催される。
販売開始は9時からなので、原チャリを飛ばして、8時40分ぐらいに茅ヶ崎港についた。
この日は夏が戻ってきたような暖かさで、夏の出で立ちの人も目に付く。

「さかなの市」の様子もいつもと違っていた。
荷さばき所の周囲には、茅ヶ崎メンチやカレーなどの販売カーが何台も駐車していた。
こんなことは初めてだ。
また、魚を販売する棚も並べ方が変わっていた。
いつもならロの字状に組んで、その中に販売員が入るのだが、今回はカウンターのように横に並べられていた。
並べ方を変えた理由は明白で、販売する魚の種類が少ないからである。
さかなの市
いつものように、鯵のところにひときわ長い行列ができていた。
その末尾に並んだのだが、9時前にはさらに長い行列ができていた。
ここが鯵の列だというのは分かるが、値札は棚の上に置かれているので、自分の番にならないと分からない。
値札には300円と書かれていた。
がっかりしたのは、地物(茅ヶ崎産)だと思って並んでいたのに、売られていたのは石川産だったことだ。
他の人も同じように失望したに違いない。
「さかなの市」は6月と10月の定期開催だが、やるのかやらないのか、直前にならないと分からないことがある。
今回は、地物がなく、数も少なく、ギリギリの開催だった可能性もある。

お釣りが出ないようにするのがルールで、100円玉を11枚持参した。
魚を買うにはこれで十分だが、茅ヶ崎メンチを買うにはお金が足りない。
次回はどうなるのが分からないが、お金は少し多めに持参したほうがよさそうだ。

お気に入り名盤! 寺井尚子:All For You

 

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寒川神社例祭 流鏑馬神事

2016年09月19日 | まち歩き

寒川神社の流鏑馬神事は、その起源を鎌倉時代まで遡るとされる。
一時中断のあと、昭和41年9月に復興し、現在は武田流大日本弓馬会により奉納され、寒川神社神職も射手として奉仕している。
2016年は流鏑馬復興50年の節目を迎える。
今年も、例祭の前日9月19日午後2時より、寒川神社馬場にて行なわれた。

小雨が降りしきる中、寒川神社に着いたのは午後1時。
すでに馬場の沿道は大勢の人で埋め尽くされていた。
運よく、的に近い場所の前列に潜り込めた。
流鏑馬が始まるまで1時間近くあるが、ここを離れたら二度と見やすい場所はとれそうにない。
我慢して待っているうちに雨は上がったが、事前の儀式があって、なかなか始まらない。
ようやく始まったのは、2時半過ぎてからだった。
寒川神社流鏑馬
最初は3つの大的を射る。
射手16名に対して馬は6頭なので、馬を最初の位置に戻すために中断が入る。
馬のスピードはまちまちだ。
ゆっくり騎乗して確実に的を狙う人もいたが、疾走しながら的を射るほうが断然迫力がある。
イチリュウという葦毛馬はメジロマックイーンの産駒だという説明があり、なぜか馬のほうを応援してしまった。
寒川神社流鏑馬イチリュウ
小的に変えて、成績上位者6名による競技になる。
2回挑戦して最多的中者を決める。
今年の最多的中者は寒川神社の神職さんだったそうだ。

終了したのは3時半、やんでいた雨が再び振り始めた。
2時間半立ち続け、足がつりそうだった。

お気に入り名盤! ザ・スリー・サウンズ:The 3 Sounds (80 Original Tracks Digital


 

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第66回 湘南ひらつか七夕まつり

2016年07月10日 | まち歩き

今年の開催は、7月8(金)から10(日)までの3日間である。
例年、どういうわけか、雨に祟られることが多い。
今年も中日の9日は土砂降りだった。
明けて10日は、うだるような真夏日。
どうにも極端である。

参議院選挙の投票をすませると、そのままバスに乗って平塚に行った。
時間は10時半、まだ早い時間なのに大変な人出だ。
前日の雨の影響もあるのかもしれない。
まずは、七夕飾りの下を歩くのだが、上ばかり見ていると人とぶつかる。
ビール片手に歩けるような状況でもない。
なんだか落ち着かない。
ひらつか七夕まつり
吹き抜ける風に七夕飾りがカサカサと音を立てて揺らぐ様が心地いいのだが、今年は風が弱い。
さらに、この暑さと人の多さで蒸し風呂のようだった。
人出が増える昼頃にはどうなってしまうのだろう。
そんなことが気になって、早々に退散した。

会場での食事は諦め、崎陽軒の「七夕まつり記念弁当」を買って帰った。
値段は950円。
シウマイ弁当はよく売れていたが、こちらはあまり人気がないようだった。
七夕まつり記念弁当
ご飯はチャーハンで、おかずはシウマイ、コロッケ、黒酢の酢豚、海老フライ、といった内容。
包み紙以外は、七夕とはまったく無縁の弁当である。
味もそこそこだった。

お気に入り名盤! エリック・ドルフィー:Out To Lunch


 

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第8回小出川紫陽花まつり

2016年06月11日 | まち歩き

今年の関東の梅雨入りは6月5日で、平年より3日早い。
梅雨を彩る花といえば、何と言っても紫陽花である。
散り始めると汚らしくなるが、雨に濡れながら慎ましく咲き誇る様はとてもきれいだ。

小出川の紫陽花まつりも今年で8回目を迎える。
川辺に植えられた紫陽花の数は500株以上になったそうである。
会場では地場野菜の直売、パンや手工芸品の販売のほか、吊るし飾りの展示即売などが行われている。
この日は運よく梅雨の合間の真夏日。
さぞかし人出も多いのだろうと思ったが、そんなこともなかった。
紫陽花のように、慎ましいお祭りである。
小出川紫陽花まつり
いつものように果物を販売する軽トラックが来ていた。
地元ではないせいか、いつも端っこに停めている。
今回はスイカを中心に販売していた。
聞けば、熊本産だというので、せっかくだから1個購入した。
小玉スイカで1,000円。
日本の初夏の味、甘くてとても美味かった。

お気に入り名盤! ペギー・リー:Black Coffee


 

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全国大陶器市2016 寒川

2016年06月04日 | まち歩き

産業道路(県道46号相模原茅ヶ崎線)を車で走っていたら、道路脇に置かれた黄色い立て看板が目に入ってきた。
全国大陶器市の開催案内である。
寒川神社の第4駐車場で、6月4日(土)から12(日)まで開催されている。
昨年は、気付いたときには終わっていた。
不思議なイベントで、この看板くらいしか開催案内がない。
主催元は全国大陶器市振興組合だと思うが、そのHPにも掲載されていない。

今年は初日に行った。
寒川神社第4駐車場は、寒川神社から徒歩10分ぐらいのところにある。
駐車場が会場だから車は入れないのだろうと思っていたら、駐車スペースは確保されていた。
他の開催会場のようなピンク色の大きなゲートは設置されておらず、ささやかな印象だ。
それに、昼時だったせいか、人もまばらだった。
大陶器市
有田焼、伊万里焼、益子焼、美濃焼、信楽焼などの有名ブランドが並ぶ。
有名作家の作品も置かれているらしいが、そこまで関心はない。
ひととおり見て回り、美濃焼の茶碗と刺身皿を購入した。
値段は1200円。
使い古した食器を買い替えるにはいい機会かもしれない。
今日は衝動買いだったが、買うものを決めてから、もう一度行ってみよう。

お気に入り名盤! ミッシェル・カミロ:In Trio

 

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いつもよりも遅い春

2016年04月03日 | まち歩き

茅ヶ崎中央公園北側の桜並木がようやく開花した。
今年は暖冬で都内の桜はすでに満開だというのに、茅ヶ崎の桜はまだ七分咲きである。
来週中には満開になりそうだが、あいにくの雨模様。
散るのだけは早そうである。

中央公園の桜1
公園内の桜は五分咲き。
花見客もまばらだ。
遅い分、4月の中旬頃までは楽しめるかもしれない。

中央公園の桜2
今年の大岡越前祭は、4月16日と17日に開催される。
大岡越前祭と同時開催で、茅ヶ崎中央公園では「春の市民まつり」が行われる。
案外、花見で賑わうかもしれない。

お気に入り名盤! ライオネル・ハンプトン:Stardust

 

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