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読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

天にひびき 1~4巻 やまむらはじめ 少年画報社

2012-01-15 22:08:27 | 読んだ
「のだめカンタービレ」が終了して、もう音楽を主題としたマンガなんて出てこないだろうと思っていたら、始まっていた。

このマンガも娘から教えられ娘が買ってきたものを読んだ。
いわゆる「少女マンガ」はなかなか発見することはできない。

というわけで、1~4巻を通して読んだのである。

ふつう、これまでだったら4巻くらいあっという間に読んでしまうのであるが、これはなぜか4日も要した。
別に丁寧に読んでいたわけではないのだが、ドンドン読み進めるというくらいのめり込めなかったのである。

それと、1話終了ごとにクラシック音楽とか指揮者などについての薀蓄があって、それを読んでしまうので、物語を追いかけづらいのである。つまりその薀蓄を読むと「今日のところはこのあたりで・・・」ということになってしまうのである。
(もっとも、私はこの部分が好きであるのだが・・・)

ドンドン、グングン、ジャンジャン、ビシバシ、などというコトバは年を経るごとに衰えていくらしい。

閑話休題

「天にひびき」である。

主人公は、天才少女指揮者「曽成ひびき」
父親は指揮者だったが、ひびきが小学生の時父の代わりにプロのオーケストラの指揮をしたことにより、指揮者を引退してしまう。

という「んなバカな」という設定を背負っている、そんあ天才指揮者なのに、音大で学んでいる。

その、ひびきがプロのオーケストラを指揮した現場にいたのが、この物語の語り部みたいな存在の「久住秋央」
彼はヴァイオリン弾きである。

ひびきと久住は音楽大がで再会する。

物語はこの音楽大を主舞台として展開される。

で、この物語で語られる登場人物たちだが、彼らはいわゆる芸術家であるので、やっぱり一風変わっているし、彼らの音楽的悩みというのは容易に理解できない。
それでも、面白くなっていくのは、音楽的にわからないけれども、登場人物たちに人或いは青春を強く感じるからだと思う。

音楽の世界を描いていけばグローバルになっていくんだろうと思う。
物語は今大学1年生、これからの展開に期待である。

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