読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

歴史読本1月号 徳川将軍家と松平一族

2005-11-26 22:06:39 | 読んだ
歴史の雑誌ということは、取り扱うことは「過去」のことであるのに、すでに一月号である。おそらく「×月号」ということでは一番先取りしているのではないか。

ということで、一月号は「徳川将軍家と松平一族」ということで、いわゆる「松平」の姓をもつ大名家などを扱っている。

こういう「詳細」なデータの読物が好きだ。
「松平全家総覧」とか「松平一族人物辞典」などは、興味のない人が多いのではないかと思うのだ、それなのに1月号の特集に持ってくるというのは・・・興味のある人が多いのか?

歴史読本が対象としている読者は「日本の歴史が好きな人」だとおもうが、その仲で毎月1,050円もする本を買う人はどれくらいいるんだろうか?
ライバル誌であった「歴史と旅」はすでに廃刊になっている。
心配なのだ。

さて、この歴史読本に書いている人たちは「専門家」が多く、郷土史家など全国的にはあまり有名でない人がほとんどである。
従って、思い入れが強いというか、詳細な部分にまでこだわっているというか、なので、ときどき「そういわれると、みもふたもない」という気持になる。

で、その気持ってわりと快感だったりするのだ。

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