読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた 第38巻 1970年代中期⑫

2007-07-18 07:53:16 | 読んだ
1.フィーリング/ハイ・ファイ・セット 1976年12月

ハイ・ファイ・セットは好きなグループで、近くにコンサートがあると必ずといっていいほど行っていた。

にもかかわらず、この曲はあまり好きではない。
どうも、ハイ・ファイ・セットには似合わないのではないかと思っていたのである。

そうしたら、今回のインタビューで山本潤子さんもメンバーも当時は、異質な感じを抱いて歌っていた、というではないですか。
ドロドロしたカンジ、というのがその原因ではないかと思うのですが。

というわけで、いい曲ではあるが好みではない、というおなじみのパターンでありました。

2.逃避行/麻生よう子 1974年2月

この歌も、いい曲ではあるが好みではない、というものであります。
何がいいんだろう?と当時は思ってました。
ましてやレコード大賞の新人賞をとるなんて!

なんていいましょうか、たぶん、この頃はちょいと暗めのそれから深い心情の歌にはあまり興味を持っていなかったんでしょう。

3.赤い花、白い花/赤い鳥 1973年5月

この歌は、一生懸命聞いたわけでもないのに、なんだか知らないうちに歌っていた、そんな歌の一つである。

それほどいいとも思えない、つまりフィーリングや逃避行なんかに比べると、劇的な何かがあるわけではない。
なのに、心に残るのは、アマチュアが作った邪心のない心の吐露、だからではないかと思うのである。

したがって、この作詞・作曲をした中林三恵さんはこの一曲だけが「万人から支持された」のではないかと思うのである。
それだけ、人の心を打つ何かがあるのだと思う。

4.12時過ぎのシンデレラ/とみたいちろう 1973年3月

今回はじめて聞きました。
出会わない曲、縁がない曲、というのがある。
この歌、そして「とみたいちろう」はこれまで縁がなかった。

この歌がきっかけで、どこかで出会えば思い出すことができるだろう。

もっとも、この曲も、いい曲ではあるが好みでない、部類に入るのであるが。

5.バイバイグッドバイ サラバイ/斉藤哲夫 1973年9月

縁がないといえば、斉藤哲夫もそうである。
吉田拓郎の歌う「されど私の人生」からのイメージでは、痩身の哲学的ムードを持つ人、であった。

しかし、その後あのミノルタのカメラCM「いまのキミはピカピカに光って」で、そのイメージは変わったのである。

斉藤哲夫を聞いてみよう、と積極的に思わなかったから、何かのきっかけで耳に入る歌を聴いて、なんだかいいんじゃないか、と思ったりしていた。

この曲もいいのだが、さんま焼けたか、なんか聞くと、斉藤哲夫やるじゃないか、なんて強く思うのである。

強く思うのであるが、それでは積極的にアルバムなんかを買って聞く、ということをしない。
たぶん、そういう縁(えにし)なんだと思う、斉藤哲夫と僕は。

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