2014年11月から連載されていた。
その第3回について、すでに感想を述べている。2014.12.25
「連合赤軍」の事件、私にとっては少年期の大きな事件であった。
その事件にかかわった女性が主人公である、というので大いに興味を持って読んでいた。
この事件の表面部分というか報道された部分など、つまり外側からみたところはいろいろな読物で知っているつもりだが、内部から描いたものは初めてなので、本当に期待して読んでいた。
主人公の、元連合赤軍:西田啓子は一人暮らしである。
家族にも大きな迷惑をかけたことなどから外部とは一定の距離をおいて暮らしている。
たった一人の妹も、結局のところ彼女が連合赤軍で活動したことについて、理解しようとしない。
そして、彼女の娘(主人公の姪)も理解しようとしない。
つまり、連合赤軍事件は誰も理解しようとしない、だから、私はこの小説を読んで、連合赤軍で活動した人たちが何故その活動へ参加したのか、そして「総括」という名目で仲間が殺されていくのをどのような気持ちいたのか、そんなところをどのように描くのか、知りたかった。
でも、なんだか不完全燃焼で物語は終わってしまった。
やっぱりまだ、時間が経過していなかったのか?
まだまだ客観的に冷静に物語にすることは難しかったのか?
そんな思いがして、なんだかもやもやとしている。
その第3回について、すでに感想を述べている。2014.12.25
「連合赤軍」の事件、私にとっては少年期の大きな事件であった。
その事件にかかわった女性が主人公である、というので大いに興味を持って読んでいた。
この事件の表面部分というか報道された部分など、つまり外側からみたところはいろいろな読物で知っているつもりだが、内部から描いたものは初めてなので、本当に期待して読んでいた。
主人公の、元連合赤軍:西田啓子は一人暮らしである。
家族にも大きな迷惑をかけたことなどから外部とは一定の距離をおいて暮らしている。
たった一人の妹も、結局のところ彼女が連合赤軍で活動したことについて、理解しようとしない。
そして、彼女の娘(主人公の姪)も理解しようとしない。
つまり、連合赤軍事件は誰も理解しようとしない、だから、私はこの小説を読んで、連合赤軍で活動した人たちが何故その活動へ参加したのか、そして「総括」という名目で仲間が殺されていくのをどのような気持ちいたのか、そんなところをどのように描くのか、知りたかった。
でも、なんだか不完全燃焼で物語は終わってしまった。
やっぱりまだ、時間が経過していなかったのか?
まだまだ客観的に冷静に物語にすることは難しかったのか?
そんな思いがして、なんだかもやもやとしている。