読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

季節の感じ方

2016-03-03 22:48:11 | 日々雑感
本日は、桃の節句。
我が家でも「雛人形」を飾っている。

近頃、異常気象とかで、季節を感じることが少なくなった。
本来、寒いはずなのに、あるいは暑いはずなのに、どうも違っていたりする。

今日も、通常の桃の節句とは違う暖かさである。
もうそろそろ春が来てもいい頃だよね、と思いながら、雛人形を観るのが常であるのに、今年は違う。

今や季節はコンビニで感じる。
12月のクリスマス頃には、恵方巻きの予約が始まる。
正月が終わるか終わらないかのうちに、バレンタインデーの予約、チョコレートがなくなった瞬間にホワイトデー。
年度末でバタバタしているうちに、母の日がやってくる。

なんだか生き急がされているようだ。

雛人形は節句が終わったらすぐに片付けないと、嫁に行きそびれるという。
我が家では、すでに30数年急いで片付けているが、娘達は独身である。

そもそも現代において「嫁に行きそびれる」ということが死語になっている。
だったら、一年中飾っておくか、というのも変である。

やっぱり雛人形は、いよいよ厳しい寒さが終わるんだなあ、という気持ちにさせてくれるものなのだ。

ああー、でも明日からは4月上旬なみの暖かさらしい。
暖かくなることを拒むものではないが、これまで馴染んできた季節の変わり方をしてもらわないと、体の調子も整えづらい。

そういえば、我が職場において「健康に留意するように」というお達しが出た。
近頃、重篤な病にかかるものが多く出ているらしい。

絶対に気候が影響していると思うのだ。
コメント
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